ネットで話題の「猫ホイホイ」が、京都の竹製品専門店によってついに商品化された。

畳の陣地争奪戦!

「猫ホイホイ」とは

「猫ホイホイ」は別名「猫転送装置」とも呼ばれ、床に描かれた円や丸い平面の中に入ってしまうという猫の特性と、その円を指したもの。猫が円の中に入ってしまう理由として、猫専門動物病院の獣医師は「本能的に身を隠す場所を探している」、「目が悪くてはっきり見えていないため、居心地を確認するため入っている」との仮説を挙げている。

やっぱりここが好きらしい

ベッドとしても快適?!

老舗畳店の手作り「猫ホイホイ」

このような猫の特性をいかすべく、京都・嵐山の土産物店「いしかわ竹乃店」が京都の老舗畳店「なごみ」とコラボして「猫ホイホイ畳」を商品化した。

「猫ホイホイ畳」商品

サイズは幅43センチの正六角形で、畳の縁の部分には肉球があしらわれている。明治の時代から続く京都のこだわり畳職人が、本物同様にひとつずつ丁寧に手作りしている。試作品を近所の猫で試してみたところ、すぐに中に入ったというが「猫は気まぐれですし、使い続けると飽きてしまうこともあるようです」と、「いしかわ竹乃店」の石川恵介さんはコメントしている。

価格は3,240円。「いしかわ竹乃店」のオンラインショップでも購入できる。人気商品で納期が1カ月程度かかる。