オウチーノ編集部はこのほど、「通勤時間」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月3日~6日、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、及び近畿圏(大阪府、兵庫県、京都府)在住の22~60歳のビジネスパーソン400名(男女各200名)を対象にインターネットで行われた。

平均通勤時間は「約45分」

「自宅から会社までの通勤時間は何分ですか?」

「自宅から会社までの通勤時間は何分ですか?」と質問したところ、最も多かったのは「51~60分(18.5%)」で、次いで「21~30分(16.3%)」という結果に。ビジネスパーソンにとって「30分以内」、「60分以内」というのが、通勤時間の1つの目安と言えそう。以下多い順に「41~50分(13.8%)」「11~20分(13.5%)」「0~10分(11.3%)」と続き、平均通勤時間は「約45分」であることがわかった。

理想の通勤時間は「約25分」

「理想の通勤時間は何分ですか?」

続いて「理想の通勤時間」を調べた結果、「21~30分(40.3%)」が断トツ1位となり、次いで「11~20分(24.8%)」「0~10分(19.3%)」と続き、平均は「約25分」となった。実際の通勤時間が「約45分」であることを考えると、理想と現実の間には約20分のギャップが判明。首都圏で通勤時間が25分以内のエリアといえば、会社が東京駅にあった場合は『北千住駅』『本八幡駅』『西葛西駅』など、新宿にあった場合は、『つつじヶ丘駅』『武蔵境駅』『千歳船橋駅』など、渋谷にあった場合は、『新丸子駅』『富士見ヶ丘駅』『梶が谷駅』などが挙げられるが、なかでも『つつじヶ丘駅』や『梶が谷駅』などは比較的家賃や物件価格がリーズナブルであることから、調査では「住まいや周辺環境の条件で融通を利かせれば、約20分の通勤時間短縮も夢ではない」としている。

平均通勤時間、男女で13分の差!

「通勤時間(男女別)」

続いて、男女別に平均通勤時間を見てみたところ、男性は約52分、女性は約39分という結果となり、女性の方が約13分も短いことがわかった。一方、理想の通勤時間については、男性「約28分」、女性「約23分」となり、実際の通勤時間の男女差に比べるとそこまで差はなく、どちらも30分弱が理想と考えていることがわかった。