パナソニックはこのほど、20代~50代の女性を対象に行った「食器洗いに費やす時間とその価値」をテーマにした調査の結果を公表した。同調査は、20代から50代までの女性70名を対象に、6月26日から7月5日にかけて実施した。

食器洗いの所要時間は年間約10日間!

「食器洗いの頻度」を聞くと、「1日に2回以上」が91.4%、「1日に1回程度」が8.6%という結果になった。1回あたりの所要時間は平均19.4分で、1日に2回食器洗いをしているとすると、年間で約236時間、約10日間もの時間を食器洗いに費やしていることがわかった。

「食器洗いに関してどのような不満や負担があるのか」を具体的に調査した。その結果最も多かったのは「面倒に感じる」(87.1%)、以下「時間がとられる(時間がかかる)」(80.0%)、「洗う量が多いと憂うつになる」(75.7%)、「つい後回しにしてしまい、洗っていない食器がたまってしまう」(48.6%)などが上位に並んだ。

具体的には「家族5人の夕飯後の食器洗いがとても憂うつで、仕事がある平日は疲れて翌朝に回してしまう」「食器洗いが嫌いなので、ワンプレートのメニューにするなど極力洗い物を減らすようにしている」といったコメントが目立った。

「普段の食器洗いで不満・負担に感じるポイントは?」

「食器洗いから解放されるとしたら、1回あたりどのくらいの金額を支払いたいですか?」と聞くと、平均は2,005.4円だった。1年間で計算すると、食器洗いから解放されることに、年間約146万円分の価値があるという結果になった。

食器洗いに限らず、炊事や掃除などを含めた「家事全般」から1日解放されることの価値を金額に換算するといくらくらいかを質問したところ、1日あたり10,678.6円、年間3,89万7,689円という結果となった。