女優の松岡茉優が13日、映画『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の来日記者会見に出席し、吹き替えを担当したグレイ役のタイ・シンプキンスと初対面を果たした。
本作は『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾となる最新作。公開から1カ月たたずして全米歴代興行収入5位にランクインする大ヒットを巻き起こしている。松岡は本作で、ヒロイン・クレアの甥・グレイ役の吹き替えを担当し、声優デビューを飾った。
会見で松岡は、「ずーっとタイ君の口元を見ていた2週間くらいがあり、初恋の人に会ったような気分がして、すごくドキドキしました」とシンプキンスと会った感想をコメント。隣で聞いていたシンプキンスは「不思議な気持ちです。照れちゃいます」と頭をかき、「会えてうれしかったです」とはにかんだ。
松岡は本作についても「『ジュラシック・パーク』好きにはたまらない展開が繰り広げられ、涙なしには見られないクライマックス」と熱く語り、「本当に携われて光栄です」と感激。「グレイとザックの兄弟の絆のシーンが大好き。お兄ちゃんがどんどんかっこよくなっていく様子と、2人の距離が縮まっていく時間を楽しんでいただければ」とアピールした。
また、11歳の少年を演じたことについて、「タイ君の少年が、愁いを帯びたいろんなものを抱えた少年だったので、少年というより、愁いのある、でも恐竜が大好きでジュラシック・ワールドを楽しみに来ている元気な男の子を演じようと、気負わずできました」と語った。
来日会見にはそのほか、ヒロイン・クレアを演じたブライス・ダラス・ハワード、コリン・トレボロウ監督、グレイの兄ザック役のニック・ロビンソン、日本語吹き替え声優の玉木宏、木村佳乃が出席した。