JR北海道は8月18~31日、札幌~函館間をニセコ経由で結ぶ夏の臨時特急「ヌプリ」「ワッカ」を運転する。

「ヌプリ」「ワッカ」車内に設置されれる記念撮影用シートのイメージ(JR北海道提供)

昨年同様、特急「ヌプリ」を札幌発函館行、特急「ワッカ」を函館発札幌行として運転。「ヌプリ」「ワッカ」はそれぞれアイヌ語で山と水を意味する言葉で、運転区間にある羊蹄山や駒ヶ岳といった美しい山々、羊蹄山麓の湧き水や尻別川などの豊富な水資源にちなんだ列車名となっている。

運転時刻は、「ヌプリ」が札幌駅7時57分発・ニセコ駅10時20分着・函館駅13時28分着、「ワッカ」は函館駅14時17分発・ニセコ駅16時49分着・札幌駅19時29分着。両列車とも1・2号車が指定席、3号車が自由席の3両編成。大きな展望窓を備えた「ニセコエクスプレス」車両を使用する。

車内には、ニセコの美しい風景をぬいぐるみとシートカバーで表現した記念撮影用シートを用意。車窓の風景や停車駅の情報などをクイズを交えながら案内する専門スタッフや地元ガイドも車内を盛り上げる。長万部駅・ニセコ駅・余市駅では、一部運転日に特産品販売やご当地キャラクターによる出迎えなどの歓迎を行うという。