JR東海はこのほど、「リニア・鉄道館」(愛知県名古屋市)の夏休み期間に合わせたイベントについて発表した。7月15日から8月31日まで「鉄道の世界を探検しよう!」をテーマとした体験イベントを開催する。

「ドクターイエロー」の解説と測定機器室の見学も実施する(過去のイベントの様子)

期間中は毎日12時30分・14時30分からの2回、新幹線の安全を支える「ドクターイエロー」(922形新幹線電気軌道総合試験車)の測定機器室見学と車内での解説(約20分)を実施。各回先着15名を対象に開催する。

普段入れない700系新幹線運転台の特別公開も実施。毎日先着85組程度(1組4名まで)となっており、700系723形新幹線ホームにて受け付ける。子供用制服を着用して記念撮影ができるほか、スタッフが写真を撮影し、特製台紙に入れて渡すサービスも行う(有料)。

きっぷを発券する「マルス端末」でも体験イベントを行う。毎日11時からと13時30分からの2回、各回先着15名程度を対象に、タッチパネル式端末による約20分間の模擬券発券体験を行う。

その他、東海道新幹線の歴史について、館内の展示物をヒントに学べるクイズラリーや、ペーパークラフトで東海道新幹線車両を作る工作教室を開催。ペーパークラフトのみ材料費がかかるが、それ以外の体験はすべて入館料のみで参加できる。