ノーリツは6月18日、「日本食に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月27日~3月2日、同社が運営する「CLUB NORITZ(クラブ ノーリツ)」会員1,415人を対象にインターネット上で行われた。
外国人の知り合いがいるか尋ねたところ、「いいえ」(66.2%)が「はい」(33.8%)を大きく上回った。
外国人に自慢したい、日本の象徴的なものを聞いたところ、「食(和食)文化」と回答した人が59.8%。次に「住(城・寺など歴史的建築物)文化」と回答した人が30.2%いた。
年齢別に見ると、50代以下では和食と回答した人が60代以上よりも多く、逆に60代以上では住(城・寺など歴史的建築物)文化と回答する人が50代以下に比べて多かった。
外国人の知り合いの有無で比較したところ、いないと回答した人のほうが住(城・寺など歴史的建築物)文化と回答した割合が6.9ポイント高い結果になった。
「あなたが最も好きな料理は何ですか?」という質問では、「和食」が66.0%で、2位の「和食(麺類)」(16.9%)に大きく差をつけた。
続いて「日本に来た外国人に最も食べてもらいたい料理は何ですか」という質問をすると、和食が85.2%の回答を得た。
和食の中であなたが好きなものは何ですかと尋ねると、「お寿司」が64.9%、「ごはん(お米)」が64.5%でほぼ同率になった。次に「お刺身」(63.3%)、「天ぷら」(53.8%)と続く。
「和食の中であなたが日本に来た外国人におすすめしたいものは何ですか?」と聞いたところ、「お寿司」(52.5%)が1位になった。2位が「天ぷら」(50.7%)、3位が「すき焼き(他鍋料理)」(38.7%)だった。すしは自分も好きで、外国人にも勧めたいと言う人が多いことが分かった一方、刺身は自分が好きでも、外国人にはあまり勧めない人が多いということも分かった。