鶴岡市立加茂水族館(山形県鶴岡市)はこのほど、アメフラシが産卵したことを発表した。

アメフラシと卵(2015年5月12日の様子。生物なので展示状態が変化する場合や展示をしていない場合もあり)

そうめんのような形状

アメフラシとは、黒褐色で白斑がある腹足綱アメフラシ科の軟体動物で、体内に薄い貝殻を持つ。同水族館ではタッチプールで飼育を行っている。

アメフラシの卵(卵塊)は黄色い糸状で、その形状から「海そうめん」とも呼ばれている。見た目はそうめんのようだが、形は固定されているためほぐれることはないという。また、毒を含む可能性もあるため、食用としておすすめはできないと同水族館は話している。