やまとごころはこのほど、インバウンド専門求人サイト「やまとごころキャリア」会員を対象に実施した転職・就職活動における意識調査の結果を発表した。同サイトへの登録者数は2014年12月以降の半年間で300%増加し、インバウンド業界への就職希望者が急速に増えているという。

転職・就職するに当たり、インバウンド関連のみの仕事を希望するかどうかと尋ねたところ、78.2%が「そう思う」と回答。理由については、「語学力を使った仕事がしたいから」が60.8%で最も多く、次いで「日本のことを世界に伝えたいから」が57.6%、「訪日外国人の役に立ちたいから」が54.4%と続いた。一方、「今後伸びていく市場であるから」が33.5%、「訪日外国人が増えているから」が22.2%と、業界の発展に対する期待もみられた。

インバウンド業界志望理由

転職・就職で希望する業種は、「観光情報に関わるサービス業」が63.1%、「旅行業」が52.9%、「官公庁・自治体・観光団体」が47.1%。職種は、「企画職」が55.4%で最も多かった。

転職・就職先を検討・決定する際に重視することは、「希望の業種・職種」が61.4%でトップ。以下、「給与・待遇」が58.9%、「やりがいがあるかどうか」が58.2%と続いたほか、「未経験者でも応募できるかどうか」も25.3%を占めた。

調査期間は2015年4月30日~5月17日、有効回答は157人。