プラチナ・ジュエリーの広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルは13日、「ジューン・ブライド」の季節が近づいたことに合わせ、婚約指輪と結婚指輪(保有者のみ)に関する調査結果を発表した。それによると、 婚約指輪の金額が夫の給料の「約1ヵ月分」となることがわかった。かつては「婚約指輪は給料3ヵ月分」と言われていたのに対し、最近の堅実なカップルの姿がうかがえる結果となった。

同調査は、2015年2月21~22日にインターネットにて行われ、25歳~39歳の結婚5年以内の女性で、婚約指輪及び結婚指輪の保有者600人から有効回答を得た。

婚約指輪に関して、購入額とその金額が夫の給料の何ヶ月分になるかを質問したところ、購入額の平均は37万9,955円となった。また、夫の給料では「約1ヵ月分」という回答が最多(夫の給料の何ヵ月分か「不明」と回答した46.7%を除く)となった。かつては「婚約指輪は給料3ヵ月分」と言われていたのに対し、最近の堅実なカップルの姿がうかがえるという。

結婚指輪については、平均購入額(2人分)が24万2,059円で、夫が全額支払ったカップルが約6割で1位、夫婦で半分ずつという回答が次いで2位となり、4人に1人の女性が結婚指輪代を夫と折半していることがわかった。このほかに「妻が全額支払った」や「夫の両親が購入」、「お互いの分を支払う」という回答もあり、カップルによってさまざまなお財布事情があることも最近の傾向のようだとしている。

婚約指輪に関して、持っていてよかったと思うときを質問したところ、最も多かったのは「結婚式・披露宴に参加するとき」、2番目に「着けているときはいつも」という回答が入った。婚約指輪がさまざまな場面で活用されていることがわかる。

婚約指輪・結婚指輪への満足度を尋ねたところ、婚約指輪・結婚指輪ともに9割以上の人が「満足」「やや満足」と回答。持っているほとんどの人が満足していることがわかった。また、満足の理由では、「デザイン」が1位、「夫の気持ち、愛情の証だから/夫婦の絆の証だから」が2位となり、指輪の見た目以外に、夫婦の愛情や絆の証として、単なる"モノ"以上の価値を感じる人が多いことがうかがえる結果となった。