タレントのウエンツ瑛士が、21日に放送された日本テレビ系バラエティ特番『解決!ナイナイアンサーSP』(21:00~22:54)にゲスト出演し、自身の結婚観について語った。スタジオでは批判の的となっていたが、Twitterなどでは共感の声も上がっている。
スタジオではウエンツ、山里亮太(南海キャンディーズ)、又吉直樹(ピース)の「独身男軍団」とMEGUMI、杉村太蔵、薬丸裕英らの「芸能界おしどり夫婦」に分かれて、結婚について徹底討論。その中で、ウエンツが「結婚から逃げる理由」を語ったVTRが流れると、スタジオは「何言ってんだよ」「何があった?」「闇が深い」と騒然となり、薬丸が「マニュアルで物事を考えている」と分析する一方、杉村は「ろくな女性と付き合ってない」と痛烈に批判してスタジオの笑いを誘った。
問題となったVTRで、ウエンツは「変な話、ステータスにもなるわけじゃないですか。勲章というよりも"安心感"とか」と結婚が周囲に与えるイメージを解釈し、「こういうテレビの仕事をしてたら、結婚しているか、していないかで見ている人の"安心感"の1つになる」と説明。仮に10年付き合っていて結婚していない芸能人が朝の帯番組を任された場合、そこに安心感は「ない」と断言する。
さらに、「ということは世間もそういう目で見ているということじゃないですか?」と問いかけ、「だから内容はどうであれ、結婚しているか、していないかはすごくステータスだなと思う」とあらためて主張。自身が結婚しない理由の1つとして「制約が付く」を挙げ、交際期間中は様々な理由で別れることが自由であるため、結婚後は「価値観の違い」「別の異性への思い」などで別れることは「許されない」と指摘する。そういう「別れられない」という強迫観念が結婚から遠ざかっている一因とし、「本音をなかなか打ち明けられない場所」「窮屈」というマイナスイメージに繋がっているという。
女性に求める条件を聞かれ、「正直、全くない」「全く期待していない」とはっきり答えたウエンツ。放送後のTwitterでは、「ゆがみまくってる」「闇が深すぎ」「病んでる」「相手がかわいそう」「幸せになれない」といった否定的な意見がある一方、「言ってることすげえわかる」「共感できる」「すごい分かる」「良い事言うた」「否定できない」「意見合いすぎる」といった賛同の声も上がっている。