総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトと、コーセープロビジョンは共同で、1都3県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)在住の20代~30代の女性777名(20代335名、30代442名)を対象に、「自信」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は3月9日~16日。

女性約4割が「自分に自信がある」と回答

「自身をつけるための努力、ほめられることで自身が持てるか」

調査ではまず、自分自身に対して自信があるかどうか聞いたところ、「ある(9.1%)」「どちらかといえばある(29.6%)」と回答した女性は38.8%となり、実に4割近くの女性が自分に自信を持っていることがわかった。

また、自信をつけるための努力をしているかについては、自信がある女性の79.1%が「努力をしている」と回答。自信がない女性よりも45ポイント高い結果となった。さらに、誰かからほめられることで自信が持てるかどうかを聞くと、自信がある女性は94.0%、自信がない女性の68.2%が「ある」または「どちらかといえばある」と回答した。

「仕事の出来」と「肌」に自信アリ!

「自信があるところ」

具体的にどのような部分について自信があるか尋ねたところ、「仕事の出来」と「肌」が29.9%で同率1位となった。その理由を聞くと、「仕事の出来」については、周りからほめられる、上司の評価が高いなど、"第3者からほめられたから自信につながっている"という内容がおよそ3割を占めたほか、「昇進が早い」、「それなりの役職についていて、仕事でミスすることがめったにないから」といった回答がみられた。「肌」についても、やはり"第3者からほめられたから自信につながっている"が4割以上を占めたほか、「手入れをしっかりしているから」、「お金をかけているから」など"努力が自信につながっている"という回答も目立った。

この結果から、「"自分に自信がある"と言える女性は、そのための努力を怠らず、その努力による成果が第3者からの称賛にもつながっているという好循環な状態を築いていることが推察されます」と両社。また、日本人女性は表立って"自信がある"とは言わないと思われていた中で、努力をしている自分に対して胸を張って「自信がある」と言える風潮がこの社会に出来上がりつつあることも読み取れる結果となった。

「自信がないところ」

一方、自信がない女性は、「容姿全体」(69.5%)、「スタイル」(50.6%)、「顔の作り」(45.2%)といった"外見"を挙げる人が多く、理由として、「周りと比べて劣っていると思うから」「自分自身がこの項目に対して満足していないから」といった主観的な回答が目立った。また、「料理の腕」(39.5%)や「性格」(37.8%)に自信がない女性も割と多く、こちらは「あまり好きではないから」という理由だった。

ほめられるなら、夫や恋人よりも「女友達」!?

「誰にほめられたら自信が持てるか」

最後に、「ほめられたら自信がもてる」という"自分に自信がない女性"に対して、誰にほめられたら自信がもてるかを項目別に聞いたところ、料理などの家事系は「恋人・夫」が、仕事や頭の良さは「上司や同僚」が最も多かったが、外見まわりや性格については「女友達」が最多となった。また、同じく外見まわりや性格については「男友達」も3~5割と意外に多く、同性であっても異性であっても「友達」からほめられると、それが自信につながるということが明らかとなった。