日本マクドナルドホールディングスは8日、2015年3月の月次セールスレポートを発表した。それによると、3月の既存店売上高は前年同月比29.3%減となり、14カ月連続で前年を下回った。下げ幅は前月より拡大し、2001年の上場以来最大だった1月(38.6%減)に次ぐ2番目の大きさとなった。

売上高ほか前年同月比(出典:日本マクドナルドホールディングスWebサイト)

既存店客数は同23.5%減と23カ月連続マイナス、既存店客単価は同7.5%減と9カ月連続マイナスとなった。全店売上高は同29.5%減と14カ月連続マイナスとなった。

3月は、「ロコモコバーガー」やハッピーセット「ドラえもん」が好評で、売れ行きが計画を上回ったものの、2014年夏の使用期限切れ鶏肉問題や、2015年1月に発覚した異物混入問題の影響に加え、前年のマーケティング施策との差や前年同月より土日祝日が2日少ないことなどもあり、客数、売上高が減少した。