個人向け不動産コンサルティング会社の「さくら事務所」は、エイプリルフールネタとして、4月1日、人間よりも優れた嗅覚・聴覚を持つ犬を対象に、住宅の隠れた不具合を見抜く「イヌスペクター」の募集を開始した。

「イヌスペクター」が誕生!?

ホームインスペクターとは、建物のコンディションを把握するためのホームインスペクション(住宅診断)を行うスペシャリストのこと。同社では主に人間が目視で診断を行っている。

しかし目視だけではなく、「臭い」「音」などの感覚を使って、結露や水漏れ、タイルの浮きといった不具合を発見したこともあった。そこで同社では、人間より優れた嗅覚・聴覚などで、救助の場面や空港などで活躍している「犬」の能力に着目。創業者で会長の長嶋氏の愛犬「ラビュー」(チワワ)を特別訓練した。

度重なる訓練の結果、「ラビュー」は人間にはわからない不具合を現場で的確かつ迅速に発見できるようになった。人間のホームインスペクターとの連携を図るため、通訳と犬目線での画像がチェックできるホームインスペクター専用「ウェアラブルデバイス」の開発にも成功。「人間」+「犬」の能力が最大限に発揮できるサービス提供が可能となった。

同社は住宅に関する消費者の不安を解消するため、4月1日から犬のホームインスペクター「イヌスペクター」の募集を開始した。住宅の狭い場所に入って調査できるように、犬種は、カニンヘン、ダックスフンド、チワワ、ノーリッチテリア、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアなどの小型犬が望ましいとのこと。

※この記事は4月1日、エイプリルフールにあわせて同社が配信したリリースをもとに作成している