東京都墨田区横網の東京都江戸東京博物館で、関ヶ原合戦の全貌を明らかにする展覧会「徳川家康没後400年記念特別展 大関ヶ原展」が行われる。開催日は3月28日から5月17日、時間は9時30分から17時30分、土曜日は19時30分まで(入館は閉館の30分前)。

料金は、当日券一般1,350円/大学生・専門学校生1,080円/小・中・高校生・65歳以上680円。前売券一般1,150円/大学生・専門学校生920円/小・中・高校生・65歳以上580円。

武具・絵画などを展示

関ヶ原合戦の実像に迫る展覧会

同展は、2015年が徳川家康の没後400年目にあたることを記念して開催。家康が制した天下分け目の関ヶ原合戦の全貌を明らかにする。

武将たちが関ヶ原で実際に用いた、武具・甲冑のほか、合戦に参加した武将が戦場でやり取りした手紙などの古文書を展示。さらに関ヶ原の地形、天候の変化、各大名の動きなどが刻々と再現される、「ジオラマ・プロジェクションマッピング」を使用した映像も公開される。

重要文化財「黒糸威胴丸具足」個人蔵(岡崎市寄託)、「朱漆塗紺絲威桶側二枚胴具足」彦根城博物館蔵、「朱塗色々威二枚胴具足」致道博物館蔵、石田三成愛用の名刀と伝えられる、重要文化財「刀 無銘 正宗 名物 石田正宗」東京国立博物館蔵なども展示。

なお、6月2日から7月26日には京都文化博物館、8月7日から10月4日は福岡市博物館においても開催予定。