アイドルグループの乙女新党を昨年7月に卒業し、現在は女優として活動する葵わかな(16)が22日、東京・葛飾の柴又でカレンダーの発売記念プレイベントを行い、和服姿を初披露した。

和服姿を初めて披露した葵わかな

アイドルとして活動する傍ら、デビュー当初から女優としても活躍していた葵。今年だけで『くちびるに歌を』、『暗殺教室』、『罪の余白』の3本の出演映画が公開されるなど、昨年7月の卒業後も順調に女優としてのキャリアを重ねている。

今回のイベントは、昨年好評だった卓上カレンダーが今年も発売されることを記念して行われたもの。葵の公式ツイッターでカレンダーのシチュエーション案を募集し、その優秀者として選ばれていた5人が特別に招待された。

宝塚の世界でファンの交流会のことが"お茶会"と呼ばれていることから、宝塚ファンの葵は茶室での交流会を実施。和服姿で公の場に登場するのは今回が初めてで、制服姿での出演作が多いことから、ファンからは一斉に歓声が上がった。

葵は、緊張した面持ちながら丁寧にお茶をたて、集まったファンにふるまった。その後は自ら持参したDVDや雑誌を見せながら"宝塚愛"を熱弁し、最後は参加者全員との記念撮影で、終始和やかなイベントを締めくくった。

終了後、「初めて体験した茶事でしたが、お茶がもとから好きなのでとても楽しかったです」と語った葵。「こんなに少人数のイベントも初めてで、とても緊張していた」と明かす一方、「のんびりした雰囲気で存分に宝塚の話をさせてもらいました!」「すてきな体験ができた日でした」と満足気だった。

カレンダー「葵わかなスクールカレンダー2015.4→2016.3」は、30日に発売。28日には東京、29日には大阪で先行発売記念イベントが開催される予定となっている。