井の頭自然文化園は5月6日まで、特設展「カエル学にゅうもん」を開催している。

特設展「カエル学にゅうもん」を開催--左「カエルのいろいろ学」、右「カエルのいっしょう学」

"知っているようで知らない"カエルの秘密に迫る特設展

展示は、I「カエルのいろいろ学」、II「カエルのいっしょう学」、III「カエルのかたち学」、IV「カエルのだいピンチ学」、V「カエルをまもる学」の大きく5つのコーナーにて紹介。

I「カエルのいろいろ学」では、世界中に6,500種、日本だけでも37種いるといわれているカエルの中から、「これは!」というカエルの写真を展示する。

カエルが卵からオタマジャクシになり、子孫を残すまでには様々な難関が待ち構えている。II「カエルのいっしょう学」では、そんなカエルの厳しい一生をアニメーション、独自映像、昔の化学映画で紹介。そして卵がカエルになる困難さをハンズオンで体感できる。

左上「カエルのかたち学」、右上「カエルをまもる学」、下「カエルのだいピンチ学」

III「カエルのかたち学」では、カエルの体の秘密を知ってもらうために、さまざまなハンズオンを準備。IV「カエルのだいピンチ学」は、身近な存在でありながら実は絶滅危惧種も多くおり、特に東京では危機的状況である"カエルの大ピンチ"を紹介する。

最後の、V「カエルをまもる学」では、動物園や水族園の取り組みを紹介。カエルの飼育から最新の分析まで、映像とパネルでわかりやすく展示する。期間は、3月3日~5月6日。会場は、井の頭自然文化園 資料館1階(東京都武蔵野市御殿山1-17-6)。

なお、同特設展は都立動物園・水族園の共同企画となり、同園で開催後は葛西臨海水族園→多摩動物公園→上野動物園と巡回していく予定となる。今後の巡回スケジュール(予定)は、5月8日~6月30日「葛西臨海水族園」、7月上旬~9月上旬「多摩動物公園」。「上野動物園」は調整中。