マリンワールド海の中道は3月3日、ラッコの親子のひな祭りを実施した。

ラッコの元気な成長と出産を期待し、ひな祭りを盛大に開催 画像提供:マリンワールド海の中道

ラッコの元気な成長と出産を期待するひな祭り

現在、国内で飼育されているラッコは10園館で15頭と、最盛期の8分1の程になってしまっている。同館は国内で最多の3頭(オス:リロ8歳、メス:マリン15歳・マナ3歳)を飼育しているが、親子である2頭のメスには日本のラッコの窮地を救うことが期待されているという。

特別メニューの海鮮チラシ寿司風のエサを用意 画像提供:マリンワールド海の中道

飼育係渾身のちらしずしと、ひしもちをもらってご満悦 画像提供:マリンワールド海の中道

同イベントは、3月3日のひな祭りに合わせて開催。当日は、女の子のマリンとマナが健康に生活し、特に適齢期を迎えているマナには出産を願い、特別メニューのエサでお祝いをした。

与えたのは氷で作ったひし餅と海鮮チラシ寿司風のエサで、マリンとマナの好物ばかり。「うまか~、これもうまか~」ともぐもぐ食べる様子に、来館者にも思わず笑みがあふれていた。同園の所在地は、福岡県福岡市東区大字西戸崎18-28。