熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

3月2日(月)

■「岡田准一が前人未到の2冠達成! ジャニーズから映画人へ」【スッキリ】

第38回日本アカデミー賞が行われ、岡田が『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞、『永遠の0』で最優秀主演男優賞を獲得。そうそうたるベテラン俳優を退けて、史上初の男優2冠に輝いた。岡田は目頭を押さえながら、「あの……すみません。自分を映画人と認めていただけて、ありがとうございます。最高の日です。全てのみなさんに感謝申し上げたいと思います」と男泣き。『永遠の0』が8冠を達成したこともあり、司会の西田敏行が「今日は『岡田デー』だね」と絶賛するほどだった。

そもそもジャニーズのタレントが賞レースに参加することは、異例中の異例。つまり、それだけ自信があったということか。それとも、岡田は「映画人」として事務所の中でも特別な存在なのか。大河ドラマ『軍師官兵衛』での熱演も含め、もはや岡田はジャニーズという枠を超える日本屈指の演技派となった。

■「新アシスタント・林マオが登場! いきなりツッコミまくる」【ミヤネ】

先週、川田裕美アナが卒業し、この日からアシスタントを務める林マオアナが登場。まずは宮根誠司が「これからかわいがってもらわなアカンから」と気づかいを見せて、オープニングでプロフィールを紹介する。

林アナは、大阪府立大学経済学部卒業で、すでに一児の母。資格はなぎなた初段で、高校時代の部活で鍛えたという。座右の銘には「失敗は成功の元」を挙げて、たくましさをアピール。それもそのはず、大学生時代に宮根が司会していた朝の情報番組でリポーターをしていたのだ。当時を知る宮根は、「昔からよく知っているんですけど、大学はマークシートだったのでまぐれで受かりました。他の大学はかなり落ちた」と強烈にイジる。さらに、「しばらくしてから読売テレビで会って、見学に来てるとばかり思って『何してんの?』って聞いたら、『アナウンサーになった』って。人事部、見る目ないな~ホンマに」と笑わせた。

この日から黄色ベースの明るいセットになるなど、番組はすっかりリニューアルムード。そんな中、林アナはボケまくる宮根とデーブ・スペクターに、「ちがいます」「しません」「やりません」と1つもスルーせずしっかりツッコミを入れていた。癒し萌え系の川田アナから一転、なかなかのノリノリキャラだ。

3月3日(火)

■「ダルのおめでた報道に紗栄子が初コメント。下着姿も披露」【とくダネ】

紗栄子がCMキャラを務める下着ブランド『ピーチ・ジョン』のイベントに参加し、元夫のダルビッシュ有投手と交際中の山本聖子が妊娠したことにコメントした。

イベント終了時、記者に話を振られた紗栄子は、戸惑って手で顔を覆いながらも、「おめでとうございます」と笑顔を見せる。一方、自身が報じられている音楽家・大沢伸一との交際は語らなかった。

紗栄子はCMで下着姿のセクシーショットを披露。2児の母とは思えない脱ぎっぷりだが、「私自身も子ども産んで胸も垂れちゃったりしたんですけど、私はその方が好きと言うか、セクシーだと思う」と自画自賛した。まだ28歳だけに自信もあるのだろうが、このあたりがいかにも「嫌われ上等!」の紗栄子らしい。

■「年女の坂本冬美、婚活宣言からの進展は?」【ノンストップ】

1年半ぶりの新曲『風うた』の発売記念イベントを行った坂本。まもなくデビュー29年目に入ることについて、「こんなに長く歌っていられるとは思っていませんでした。プライベートでは今ごろ子どもが2~3人いてステキなダンナ様がいると思っていたのに……」「20代後半から30代前半は、仕事が一番だったですからね。占いでは2年ほど前に出会っているらしいんですが、気配はまったくない」と苦笑い。ただ、「『好きな人はいる』ということにしておいてください。ぜいたくなことは言いません。(朝ドラ)『マッサン』の玉山鉄二さんが50~60代になったような方、募集してます」とユーモアたっぷりに語った。

クリスマスイブのイベントで「相手がいたらイブにこういうイベントをしませんよ」と明かし、年女の今年は「婚活宣言」しているだけに、今後もこの話題がニュースになるだろう。47歳になっても美ぼうは全く変わらないだけに、各方面の50~60代男性からアプローチがあるかもしれない。

3月4日(水)

■「離婚裁判で高橋ジョージが『愛してます』、三船美佳の返事は?」【バード】

高橋ジョージ

美佳が離婚と長女の親権を求めた訴訟の第1回口頭弁論が行われ、ジョージ側は棄却を求めて5分で終了した。

閉廷後、会見に応じたジョージは、「美佳さんが(出廷しなかったのは)お仕事だって聞いてますけど、僕は自分のことなのであくまで人に任せることでもないし、それから子どものこともありますので、出られるんだったら出たいと思って来ました」と向き合う姿勢を示す。

焦点の1つであるモラハラは、「これはいろいろ誤解があって。提訴の内容を見ると、僕にとっては全く心当たりのない内容」と否定。さらに、「将来、親が離婚について全く会わないで話し合いもせずに終わったってことは、子どもにとって相当な心の傷になると思う。なので、結論はいずれにしても、本人同士が人を介してでも話し合いたい」とアピールした。

1年間会えていない子どもの話でスイッチが入ったのか、「僕は勝ち負けじゃない」「離婚を意地悪でしてあげないということはない」「不可能に近くても不可能ではない。僕は最後まで努力する気でいます。最高に愛しています」と熱っぽく締めくくる。

一方、ジョージの発言を生放送番組の中で見ていた美佳は、「正直なところは……本当にできるだけ早く、また一番いい形でそういう日(離婚)を迎えられたらいいな、という願いですね」「(関係修復は?)それは難しいのではないかと思います」と語った。何とも大胆な生放送出演に、美佳の強い意志を感じてしまう。

■「春香クリスティーンに人生初の恋人! 初デートに密着」【ミヤネ】

春香クリスティーン

1992年にスイスで日本人の父とスイス人の母の間に生まれたクリスティーン。地味で控えめな性格だったこともあり、生まれてから23年間恋人ができず、レギュラーコメンテーターを務める同番組でも「もうあきらめています」とグチったり、恋人代行サービスを体験したり、非モテキャラを貫いてきた。

しかし、番組の企画で、片想い相手の放送作家・山際良樹氏に告白し、見事成功。山際氏は37歳とクリスティーンより14歳も年上だが、3カ月前に選挙特番で知り合って一目ボレしたという。いかにも「趣味は国会議員の追っかけで、ヒマさえあれば永田町に足を運ぶ」という政治マニアの彼女。初デートも国会議事堂近くの公園。山際氏から「『です』『ます』をやめてもらってもいい?」「良樹さん、春香さんと呼び合おう」と言われ、手を握られて照れ笑いするなど、初々しい姿を見せた。

生出演で現在の気持ちを聞かれたクリスティーンは、「毎日メールをする相手がいるのは心強いなという気持ちになりましたね。ものすごく変わりました」「昨日も焼鳥屋さんに行きました。国会議事堂の近くで政治家さんの話を」と幸せいっぱいの様子。下世話な宮根誠司から「もう口づけした?」と聞かれると、「まだ早いですよ」とあわてて否定。クリスティーンは「部屋を片付けられない女」としても知られているが、恋の力で返上なるか。

3月5日(木)

■「中島みゆきの卒業祝辞がニセモノ。274人の感動を返せ」【とくダネ】

中島みゆきの母校である北海道の帯広柏葉高校で、騒動が持ち上がっている。今月1日に行われた卒業式で「中島からのメッセージ」として生徒代表が読み上げたファクスが偽物だったことがわかったのだ。

同校によると、メッセージは式前日にファクスで届き、「皆さんの前途に幸多かれとお祈りします」などと手書きされていたが、差出人や送信元を示す印字はなかった。しかし、事前に学校が中島に送った合唱コンクールの録画DVDに関する文面があったため、事務所側に確認することなく信じてしまったらしい。卒業式を取材したテレビ局が所属事務所に確認したことから、偽物ということが発覚した。事務所側は、「卒業生がかわいそう」とコメント。ただ、この話には「イタズラ」とは言い切れない経緯がある。

卒業生274人が中島の名曲『時代』を歌う「時代プロジェクト」に1年がかりで取り組み、合唱用の編曲やクラス対抗コンクール、さらに「卒業式に中島みゆきを迎えての全員合唱」という青写真を描いていたのだ。

卒業式ギリギリにファクスが届いたことや文面を考えると、「その1年間を近くで見ていた人がやったのか」とも思えるが、犯人捜しはしないという。ところで中島は母校に返事を出していないのか。コメントが待たれる。

3月6日(金)

■「木村拓哉の新ドラマが早くも話題に。その理由は?」【バード】

木村拓哉と初共演する上戸彩

4月スタートの連ドラ『アイムホーム』が早くも話題を集めている。その理由は、「木村拓哉がテレビ朝日の連ドラ初出演、上戸彩と初共演」「上戸が昼顔妻から仮面妻になる」などの話題性と、「失敗させられない」と考えるテレビ朝日の猛プッシュによるものだ。ワイドショーでは、追加キャストの発表や現場訪問など、情報を小出しにして期待感をあおっている。

この日は、木村拓哉の元妻役を水野美紀が務めることを発表。さらに、木村と上戸に話を聞いた。木村が「劇中に出てくるカギが話のカギです」と意味深に話すと、すかさず上戸が「ダンナさんはいろんな人のカギを持っているので、奥さんはよく離婚しないなと思います」と笑顔で合いの手を入れる。木村の役は、「ある事故で5年間の記憶がなくなり、妻子の顔が仮面に見えてしまう」という設定。しかし、「元妻の顔は思い出せる」ため、複雑な心境が描かれることになりそうだ。

最後に木村は、「1つ1つの話を受け止めてもらえるように、丁寧に作っているので楽しみにしていてください」と真摯にコメント。「面白そうだな」と思う反面、「こんなPRがあと1カ月も続くの?」という疑問も。

■「イモトと城田が衝撃の生放送キス! スタジオは絶賛の嵐」【スッキリ】

スペシャルドラマ『結婚に一番近くて遠い女』の番宣で主演のイモトアヤコと相手役の城田優が登場。このドラマと言えば、キスシーンの収録中、サプライズで城田が本当にキスしてしまい、驚いたイモトの表情が話題になっていた。

撮影当時の説明をする2人に、加藤浩次が「本番はどんな感じだったの?」と意味深な振りを入れる。それを聞いた城田は、「……した方がいいの、これ?」と戸惑いながらも、生放送で本当にキスしてしまった。その瞬間、スタジオは大歓声! 誘い水を出した加藤は、「城田さんスゴイ! 何で今、できるの? 生放送で」と大興奮。城田は、「空気的にした方がいいのかなって」と小さく笑う。一方のイモトは、「ダメだこりゃ、よかった……」と放心状態だ。さらに加藤は、「今のは役じゃなくて、イモトと城田がキスしたんですよ」と悪ノリする。加藤の言う通りだけに、芸人ばりの瞬発力を見せた城田の評価が上がったのは間違いない。


ダルビッシュ有の騒動が止まらない。金曜発売の『フライデー』に「再婚直前まで二股かけた美女とベッド写真」という記事が掲載された。昨年11月のツイッター交際宣言の直前まである女性と交際し、アメリカにも誘っていたというが……。

ダルより6歳年上の34歳でシングルマザー、さらに妊娠中の恋人・山本聖子が、この報道をどう感じるのか。ショックはあるだろうが、ダルいわく「心の強さが半端ない」山本がくじけるとも思えない。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。