特定非営利活動法人 高砂物産協会はこのほど、「松右衛門帆(まつえもんほ)×豊岡鞄×三越伊勢丹」トリプルコラボバッグを三越伊勢丹グループ12店舗にて発売した。

上から、ショルダーバッグ(2万3,760円/税込)、トートバッグ(3万7,800円/税込)

松右衛門帆とは、江戸時代後期に活躍した帆布製造の始祖・工楽松右衛門が考案した日本最古の極厚帆布。軽量で耐久性に優れていたため、当時の主要船舶に使用され、日本海運業に大きな発展をもたらした。復元した松右衛門帆は播州織の技法を用いて再現している。

同法人はその松右衛門帆を使い、地域ブランド「豊岡鞄」を開発した。兵庫県の豊岡は、千年の伝統をもつかばんの産地で、それら豊岡産のかばんの中でも、兵庫県鞄工業組合が定めた基準を満たす企業によって生産され、審査に合格した製品を「豊岡鞄」と認定している。

松右衛門帆にポリウレタンコーティングを施して製作したバッグは、「ショルダーバッグ」(2万3,760円/税込)と、「トートバッグ」(3万7,800円/税込)の2種類。カラーはそれぞれ、生成り、御影黒、夜海を展開している。

ポリウレタンコーティングを施した生地