18時になると、アニメイト池袋店頭のビジョンに告知映像が流れた。

雲田はるこ「昭和元禄落語心中」の最新7巻が明日3月6日に発売される。先駆けて本日3月5日、7巻限定版に付属するオリジナルアニメDVDの先行上映会が、アニメイト池袋9階のイベントホールにて開催された。

このイベントは事前告知されておらず、18時よりアニメイト池袋店頭のビジョンにて、先行上映会告知のスポット映像が流されたのみ。映像には与太郎役・関智一のメッセージも収められた。告知時間はわずか1時間だったにもかかわらず、19時からの上映会には約100人ほどが足を運び、上映後には自然と拍手が沸き起こる。またホール入り口には、菊比古と助六の特大ポスターも登場。ほぼ等身大の菊比古と助六とともに撮影を楽しむファンの姿も見られた。

「昭和元禄落語心中」7巻限定版に付属するDVDには、与太郎と憧れの落語家・八雲をはじめとする人々や、落語界との出会いを描く「与太郎篇・前編」を収録。雲田は自身のTwitterにて、「DVD上巻のみどころは何と言っても、関智一さんの与太ちゃんによる、まるっと一本分の『出来心』です。あそこまで落語に正面から取り組んでくださった、アニメスタッフ様に感謝です」とコメントしている。なお「与太郎篇・後編」は、8月7日に発売される8巻限定版付属のDVDに収められる。

ムショ時代に聞き惚れた落語家・八雲に弟子入りを志願する元チンピラの与太郎役は関智一、「昭和最後の名人」と評されるも、苦悩に満ちた半生を送る孤高の落語家・八代目有楽亭八雲役は石田彰が演じる。そのほかアニメ「昭和元禄落語心中」には小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平らが出演。アニメーション制作は「ひぐらしのなく頃に」「薄桜鬼」などのスタジオディーンが担当した。