アイドルグループAKB48の北原里英が、4月3日に放送されるテレビ東京系ドラマ『みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~』(24:12~25:23)に出演することが2日、明らかになった。主人公の嘉郎(染谷将太)を巡って、真野恵里菜演じるヒロインの浅見紗英と恋の火花を散らす。
本作は、2013年7月度ギャラクシー賞月間賞選出、2013年度ギャラクシー奨励賞・テレビ部門を受賞した連続ドラマ『みんな!エスパーだよ!』(2013年)のスピンオフ特番。パンチラシーンが定番となった、"おバカでちょいエロ"な青春妄想劇を描く。
「園子温監督のファンだったので今回参加できて本当に夢のようでした」と告白した北原は、「撮影していた期間は、毎日幸せで『生きてるなぁ』って実感するくらい充実していました」と振り返る。監督については、「すごくおちゃめで、エッチなシーンを撮る時のこだわりがすごくて、現場ではついつい笑っちゃうことが多かったです」と語った。
制作サイドに、「なんなんでしょう…アイドルらしからぬ体の張り方」と言わしめる、体当たりで挑んだ北原。「体を張った演技では、ためらったり考えたりしたらダメだな!と思ったので思いっきりやろう!をモットーにやってました。撮影している期間はがむしゃらすぎて何とも思っていなかったけど、今はオンエア後の反応が少し不安です」と漏らす。
初共演となった真野については、「初めて一緒のシーンだった時こそ緊張してしまったけど、すぐに『あ、仲良くなれそう!』と思わせてくれる、優しさがにじみ出ていました」と相性も抜群だったよう。「現場では、パンチラの先輩としてこっそり技術を盗もうと見ていたのですが、やっぱり先輩にはかなわなかったと思います」と明かした。
一方、真野は、「キャストがみんなで一生懸命真面目にバカなことをしている姿を笑って見ていただけたらうれしいです」としつつ、北原について「同い年ということもあり、変な気を使わずに"ミニカーを走らせる"ことができました。詳しくはぜひ放送を見てください」と気になるコメント。
「エスパーにはやはり真野さんのやるパンチラがないと始まらない」と語る制作サイドは、「連ドラ以上に激しいシーンに身悶えすること間違いなしです!」と、園監督に鍛えられてスケールアップした真野の演技に期待を寄せた。
ある日、テレパシー能力を持つ高校生の嘉郎(染谷将太)のもとに、愛しの女性・紗英(真野恵里菜)から「助けて」とメールが届く。紗英を助けるため、彼女が通う定時制高校に仲間とともに潜入した嘉郎だったが、そこに紗英の姿はなく、教室では派閥争いが繰り広げられていた。嘉郎は、クラス委員のシズカ(北原里英)とともに抗争を止めようとするが、そこには意外な真実が待ち受けていた。果たして、紗英は無事なのか?