京成電鉄はこのほど、2月28日の営業運転を最後に引退する3300形車両のさよならイベントについて発表した。

京成電鉄3300形車両

引退に先立ち、2月18日から「さよならスタンプラリー」を実施。京成上野駅・京成金町駅・京成高砂駅・京成臼井駅・京成成田駅・ちはら台駅の6駅にスタンプを設置し、4駅達成者のうち抽選で37名に吊り革と宗吾参道車両基地見学会の参加権をプレゼント。6駅達成者のうち抽選で3名に、吊り革と車両基地見学会に加えて方向幕と種別幕がプレゼントされる。賞品となる宗吾参道車両基地見学会は4月4日に実施予定。

営業運転最終日となる2月28日は、通常4両編成で普通列車などに使用される3300形を8両編成とし、京成成田行の臨時特急「成田山号」(京成上野駅10時23分発・京成成田駅11時39分着)を運転。成田方先頭車に「特急成田山」、上野方先頭車に「さよなら3300形」と記した専用ヘッドマークを掲出する。

同日には引退記念乗車券も発売。京成上野~京成成田間(大人840円区間)と京成成田~宗吾参道間(大人160円区間)のきっぷ2枚のセットで、発売額は1,000円。京成電鉄の20駅で計4,000部発売され、売り切れ次第終了となる。