あまりの眠たさに仕事を休んでしまった経験はないだろうか

深夜のテレビ番組にはまってしまったり、友人や恋人との電話に夢中になってしまったりと、ついつい夜更かししてしまうことは誰にでもある。寝不足の状態でも、翌日の生活をいつも通り過ごせればそんなに問題はない。だが、寝不足が原因で、翌日の仕事や家事に影響が出てしまったとしたらどうだろうか。

そこで今回は、マイナビニュース会員300人に「睡眠不足による仕事や家事・育児などへの影響」に関するアンケートを実施。仕事などへ支障が出てしまったことがある場合は、どのような"失敗"をしてしまったかも併せて聞いてみたので、紹介する。


Q.睡眠不足が原因で仕事や育児、家事などに支障がでたことがありますか

はい: 28.0%

いいえ: 72.0%


■ビジネス編
・「眠くて会社を休んだ」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「体調を崩して長期休暇を取ってしまった」(35歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「まわらない頭が、さらに回転不足になる」(50歳以上男性/警備・メンテナンス/技術職)
・「眠くなり作業を中断し昼寝したら目覚めたのは夕方だった」(50歳以上男性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「日中眠くて仕事にならず早退してしまったことがある」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)


■家庭編
・「台所仕事が手元が狂いやすくてあまりできない」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「子育て中に、子供と一緒に昼寝をしてしまいます」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
・「がんばりたくてもあまりにつらくてお昼寝をして家事をさぼった」(36歳女性/その他/その他)
・「旦那にイライラしてしょうがない」(32歳女性/金融・証券/営業職)


■その他
・「メニエール病」(47歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)
・「居眠り運転がよくある」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「日中、体の調子が悪かった」(41歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「眠くなって、トイレにしゃがんで寝たことはあります」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「食欲がなかったので食事を抜いたら立ちくらみがした事はある」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「移動中に寝過ごすことが多発」(33歳女性/その他/秘書・アシスタント職)
・「眠れなかった日は、吐き気がする」(40歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「いつも憂鬱。やる気が出ない」(43歳男性/建設・土木/営業職)


■総評

寝不足で翌日の仕事や家事などに影響が出てしまった人は、全体の28%にあたる84人だった。回答者の大半は「眠くて仕事に集中できない」「仕事中に眠ってしまった」などだった。また、男性が25人だったのに対して女性は59人と、女性のほうが圧倒的に「睡眠不足による支障あり」と回答した人が多かった。

夜更かしが原因で、「仕事中にミスや忘れ物ばかりしてしまった」というぐらいの失敗談ならば、まだ笑ってすませられるかもしれない。だが、「高速道路を運転中に眠くなった」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)というようなケースは、一歩間違えれば自身や他人の生命に危険を及ぼす可能性もある。それは火を扱っている家事の最中や、機械を扱う工場での作業中などでも同じだ。

仕事が深夜まで及ぶなどの特別な理由がない限り、夜更かしはほどほどにして、できる限り翌日の生活に影響がでないように努めよう。

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調査時期: 2015年1月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性112名 女性188名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート