東京スポーツ新聞社主催「2014年度 プロレス大賞授賞式」が19日、都内で行われ、タレントとして活躍している赤井沙希が新人賞を受賞した。

「2014年度 プロレス大賞授賞式」で新人賞を受賞した赤井沙希

東京スポーツが毎年発表している「プロレス大賞」は、その年に活躍したプロレスラーを表彰するというもの。41回を迎える2014年度は、新人賞に赤井沙希が選ばれた。

同賞が始まって以来、女性としては初めての新人賞を受賞した赤井。授賞式が行われたこの日は黒いセクシードレスで登場して「超有名で偉大な選手の中に呼んでいただいて光栄に思っています。あんまり新人賞を獲ったという感覚がありませんでしたが、トロフィーをいただいてからすごい賞を獲ったんだと沸々と実感が湧きました」と喜んだ。3年連続のMVPとなった棚橋弘至や20年振りの受賞となった大仁田厚ら錚々たる選手とともに壇上に上がったが「すぐに中邑真輔選手やオカダ・カズチカ選手がいたり、隣にB×Bハルク選手がいらっしゃいました。ハルクさんとは面識があったのでお話して緊張がほぐれましたよ」と笑顔だった。

大活躍だった昨年を「初めてのシングルのタイトル戦に挑戦したりDDTの管轄外の他団体に行ったりしました。そこで結構ブーイングだったり『帰れ!』とか厳しい声もありましたけど、そういうのも含めて有難かったです。応援してくれる方がいるから頑張れますし、本当にファンの方に支えられた一年でした」と振り返り、今年の目標を「他団体と対決するんじゃなく、今年は世間と対戦しなくちゃいけないと思うので、今年はもっともっと世間を攻めていきたいです」と力強く語っていた。