ドワンゴとカラーが日本アニメーションの可能性を探るプロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」の第8弾作品『そこからの明日。』が、1月9日より公式サイトにて公開された。
第8弾タイトルとなる『そこからの明日。』は、『フルーツバスケット』『PEACE MAKER鐵』のキャラクターデザイン、『ヱヴァンゲリオン新劇場版』などの原画を手がける作画・演出家の林明美氏が監督を務めたアニメーション作品。イメージボード/デザインワークは、さまざまなアニメ作品で活躍する品川宏樹氏が参加。音楽は「アニクリ15」で林監督とタッグを組んだバンド・Avaivartika(ex. I's CUBE)が担当し、本作のために楽曲「SKY5」を書き下ろし。本編では、そう遠くない近未来で生活する少女の日常と、ちょっとしたことで世界は変わっていく様が、柔らかく優しいタッチで描かれている。
また、日本アニメ(ーター)見本市で配信される作品を語る番組『日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-第8回』が、1月12日22:00より「ニコニコ生放送」で放送。番組には林監督と品川氏、作画を担当した戸田さやか氏、AvaivartikaからボーカルのAi、キーボードのUj、ギターの生本直毅、ベースの榎本敦の4人が出演。おなじみのアニメ特撮研究家の氷川竜介氏やMCの山田幸美氏とともに、作品に込められた思いなどを語っていく。番組URLはこちら。
「日本アニメ(ーター)見本市」は、『新世紀ヱヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督が代表を務めるアニメ製作会社・スタジオカラーとニコニコ動画を運営するドワンゴが共同で行う短編映像シリーズ企画。若い才能に"挑戦の場"を提供するべく立案されたもので、さまざまなアニメーターたちが決められた予算と時間の中でオムニバスアニメーション作品を自由に創作し、毎週金曜日に1話ずつ公開していく。作品は公式サイトおよび公式スマートフォンアプリにて無料で視聴できる。
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