旅工房は1月8日、海外の注目の寝台列車を発表した。

アフリカの寝台列車「ロボスレイル」

同社によると、近年日本国内での豪華寝台列車の人気が高まっており、中でも九州を1周する「ななつ星」クルーズトレインツアーの抽選倍率は高倍率を記録しているという。そうした国内でのブームを受け、海外の寝台列車にも注目が集まっているとのこと。

「ロボスレイル」は、アフリカのプレトリアからケープタウンまでの景観を車窓で楽しみながら旅ができる寝台列車。乗客は1人ずつアテンドされ、クラシカルでラグジュアリーな室内装飾や高級料理、洗練されたサービスを楽しめるという。その高いホスピタリティから「プライド・オブ・アフリカ」とも呼ばれているとのこと。

「サンタクロースエクスプレス」は、フィンランドの首都・ヘルシンキからムーミン誕生の地・タンペレ、さらに北極圏にあるサンタクロースやオーロラの街・ロヴァニエミまで、フィンランドの人気観光都市を巡る夜行寝台列車。白夜の時期には車窓から幻想的な景色を見ることができ、豊かな森の中も通過する。列車内には食堂車があり、サラダやパスタといった軽食を食べることもできるという。

フィンランドの「サンタクロースエクスプレス」

カナダを走行する寝台列車「カナディアン号」(VIA鉄道)には、ドームと呼ばれる特別車両の展望席がある。総ガラス張りとなっているため、カナディアンロッキーや湖が織り成す景観を360度見回すことが可能。座席は自由席となっている。

カナダのVIA鉄道