歌手の華原朋美、バンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が28日、東京・渋谷区の新国立劇場で行われた、第56回『輝く!日本レコード大賞』(TBS系 12月30日 17:30~22:00)のリハーサルに臨んだ。
『輝く!日本レコード大賞』では、優秀作品賞10組の中から日本レコード大賞、新人賞4組の中から最優秀新人賞を決定し、各賞を受賞したアーティストによるパフォーマンスが繰り広げられる。今年は、最優秀アルバム賞を受賞した竹内まりやの最新ライブ映像を地上波初放送するほか、日本レコード大賞55年の歴史を彩った名曲の数々を7組10人の出演者がメドレーで披露する。
同メドレーには、企画賞を受賞した華原と作曲賞を受賞した鬼龍院も参加。リハーサルを終え、報道陣の取材に応じた華原は、鬼龍院とのデュエットに、「絶対一緒に歌うことはないと思ってた(笑)。いきなりなのに良くできたと思う」と手応えを感じたようで、「声が出る人なんだということが分かった。礼儀も正しくて、髪の毛の色だけで人を判断しちゃいけませんね」とにっこり。また、「リハーサルで初めて合わせました。お互いプロですから」という鬼龍院に、華原は「男らしいですね~。ついて行きます!」と微笑んでいた。
そんな華原は、企画賞を受賞したカバーアルバムから、globeの「DEPARTURES」を歌唱する予定で、「TK世代には1番影響力があった曲。私も影響を受けたので歌いたかった」と説明し、「毎年はもらえないご褒美みたいなもの」と出場に大喜び。来年は歌手デビュー20周年を迎える華原だが、2007年から5年間、活動を休止していたこともあり、「今となっては、その頃の苦しみも歌う時に生かされている。色んなことが交差している」と感慨深げに振り返りつつ、「20周年のツアーができたら良いなと思ってる。現実にできるように頑張ります」と笑顔で意気込んだ。
一方、作曲賞を受賞した鬼龍院は、「曲を作っていないだろうというイメージがあるのに、しっかりやってるんだって思われるのが心配」と自虐しながら、当日に披露する驚きのステージ内容を明かし、「これは書かないでくださいね」とニヤリ。また、今年を振り返り、「ヒットを出そうと思ったけど、パッとした曲を出せなかった。30代になって体力も落ちてきたし」と肩を落とすと、華原に「何言ってんの~?」と突っ込まれていた。