12月19日放送のTBS系バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』(毎週金曜21:00~21:54)で、日本を代表する司会者・大橋巨泉を迎え、大橋が司会を務めた伝説のクイズ番組『クイズダービー』が一夜限りで復活することが16日、明らかになった。

右から司会の大橋巨泉、解答者席の竹下景子、長山藍子、北野大

司会業だけでなく政治家としても活躍した大橋だが、今月、3度目のがんとの闘病を発表。番組では、闘病生活を送る大橋と妻・寿々子さんをスタジオに迎え、"ミスター・テレビ"と言われた大橋の司会論に、『金スマ』MCの中居正広が迫る。

そして、1976年の番組開始から1990年まで大橋が司会を担当した『クイズダービー』が、一夜限りで復活する。当時のセットを完全再現し、司会の大橋のほか、当時のレギュラー解説者の北野大、長山藍子、竹下景子も登場。大橋が司会を務めた1992年12月の『クイズダービー』最終回以来、22年ぶりに甦る。

あいている解答者席には、中居正広、大竹しのぶが、出場者席には、ベッキー、室井佑月、假屋崎省吾が、そしてアシスタントには、安住紳一郎アナウンサーが着席。オープニングの「巨泉のクイズダービー!」から始まり、「倍率、ドン!」、「さらに、倍!」など、大橋の名ぜりふがさえ渡る。

帯純也プロデューサーは「最高視聴率40.8%を記録した伝説的番組『クイズダービー』。収録番組でありながら、ほとんど編集させなかったという生放送のようなテンポある進行、ユーモアだけでなく知性も交えた絶妙な掛け合い、解答者の答えをもっと面白く見せる独断による解答を開ける順番、さらに『倍率』は当時と同じく巨泉さん自らにつけていただきました」と説明。「80歳の巨泉さんが全身全霊で司会に挑む」と伝説番組の復活に自信を見せている。

司会を務める大橋巨泉(右)とアシスタントの安住紳一郎アナ

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