オンラインホテル予約サイトのHotels.comはこのほど、世界29の主要空港から都市部までの最善の移動手段を独自で調査を実施、その移動時間と金額を発表した。なお、各都市のアクセスは、タクシー、ハイヤー、公共交通機関を比較している。
タイはもっとも格安
日本に人気の旅行先の中で空港から都市中心部までのタクシー料金が最も手頃だったのはバンコクで、主要空港から市内までは約877円(8ドル)だったという。バンコクのタクシーは1km当たりの料金が最も安く、27kmの距離を約877円(8ドル)で移動することができるとのこと。
その他、都市中心部までのタクシーが約2,194円(20ドル)以下の国は、北京で約1,645円(約15ドル)、メキシコシティで約1,755円(16ドル)、シンガポールで約1,864円(17ドル)、リオデジャネイロで約2,084円(19ドル)となった。また、いくつかの国ではハイヤーの費用は平均的なタクシー料金と同料金で、マドリッドで約4,167円(38ドル)、ローマで約5,593円(51ドル)、ニューヨークで約5,702円(52ドル)となったという。
ロンドンとマドリードなら15分で市内に
国際線の長時間の乗り継ぎ時間を利用して観光しようと考えている旅行者にとって、最も効率的な公共交通機関は、ロンドンのヒースロー・エクスプレスとマドリッドのメトロ・デ・マドリードとのこと。同路線では、15分以内で空港から市内に移動することができるそうだ。なお、メキシコシティとベルリンでも、20分で市内に到着できる空港バスもあるという。
旅の上級者に最も手頃な公共交通機関は、メキシコシティのメトロ約41円(0.37ドル)、ボゴタのバス「TransMilenio」約110円(1ドル)、シンガポールのMRT約110円(1ドル)など、多くの都市では1時間程度で、市内に移動可能な公共交通機関を1ドル以下で利用することができることが分かったという。