何かと慌ただしい年末年始。仕事も忙しくなり、目を酷使している人は多いのではないでしょうか。眼精疲労やドライアイに悩まされてしまうと仕事の効率が悪くなるばかりか、充血したりしてしまって見た目もよくありませんよね。肌や髪をお手入れするように、目のケアも大事なことではないでしょうか。 そこでマイナビニュースでは、読者300名に対してアイケアに関するアンケートを行いました。さらに、専門家による「目のアンチエイジングに役立つアイケア」をご紹介。これを読んで「瞳美人」を目指しませんか?

アイケアを意識しているのは約3割

アンケートによれば、69.7%もの人がアイケアを意識していないことが明らかになりました。「スキンケア男子」が増えているなど、肌や髪のお手入れに関心を示す人は多いものの、アイケアに対する意識はまだ浸透していないようですね。

意識の高い人たちにどのようなケアをしているか尋ねたところ、「目薬」を使ったケアがダントツ。ほかにも、マッサージやサプリメントなどでアイケアに取り組むという意見も見受けられました。読者の行っているアイケアとは?

●マッサージ
・「眼科でおしえてもらったマッサージをおこなっている」(39歳女性/自動車関連)
・「中国の人に教えてもらった、目を潤すツボを刺激している」(28歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
●食品・サプリメント
・「ブルーベリーが入ったジュースを飲んでいる」(49歳男性/情報・IT/技術職)
・「ブルーベリーを使った食品を意識して食べるようにしています」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「目にいいサプリを毎日とってます」(42歳男性/自動車関連/技術職)
●目を温める ・「毎日蒸しタオルをあてて、疲れをほぐすようにしている」(29歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「数日に一度は目を温めて眠る」(37歳女性/情報・IT/技術職)
●機能性メガネの使用 ・「サングラスをかける」(50歳以上男性/その他)
・「長時間のPC作業・スマホ・タブレット使用の際はPCメガネをかける」(33歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「車の運転中はUVカットのサングラスを付けている」(50歳以上男性/電機/技術職)

できるだけ眼精疲労を軽減しようと、さまざまなケアに取り組んでいるようですね。中にはこれらのすべてを試している人も見られました。

本当に効果のあるアンチエイジング・アイケアとは?

アイケアの達人・守屋さん。笑みが素敵なナイスミドルだ。

意識の高い人たちは、あの手この手でアイケアに取り組んでいることが明らかになりましたが、はたしてこれらは本当に効果があるのでしょうか。そこで、アイケアの専門家である東浦和メガネコンタクトの守屋一彦さんに、効果的なアイケアを教えてもらいました。

――今回のアンケートでは、アイケアを意識している人は約3割と少なめでした。これについてどう思いますか?

守屋さん:「アンケート結果を見てみると、普段のアイケアに対して意識が高いのは、やっぱり女性が多いようですね。まだアイケアに対する意識がなくても、今後ますます高まっていくと考えられます。 なぜなら、昨今のスマートフォンやタブレットの普及で、もはや手放せない存在となっている人は多いからです。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットをずっと操作していると予想以上に目が疲れてしまいますからね」

――目も肌のように老化すると聞いたことがあります。おすすめのアンチエイジング・アイケアはありますか?

守屋さん:「私がおすすめするのは、メガネのチカラでアンチエイジングすること。メガネによる目の紫外線対策がアンチエイジングにもつながるのです。 目に紫外線が当たるだけでも、シミやシワの原因となるメラニンの生成が促進されますし、白内障の原因にもつながります。アイケアはもちろんのこと、美肌を目指すには、日頃から目を紫外線から守ることも大切です」

――具体的には、どのようなメガネを選べばいいのでしょうか?

守屋さん:「アンチエイジング・アイケアに着目したカラーレンズなども新発売されています。レンズのコーディング技術で目に有害な紫外線とチラツキや眼精疲労の原因である青色光を効果的にカットし、目元をしっかりと守ってくれる優れもの。ぜひこの機会に、新機能メガネレンズを体験してみてはいかがでしょうか!」

――ありがとうございました。

目は一生付き合う大事なパートナーでありながら、アンチエイジングケアはもちろん、デイリーケアも怠りがちの人は多いのでは? 自分に合った方法で目を労わってあげましょう。