11月26日朝7時、「ほぼすっぴん」の働く女性約40名が、東京・目黒のアマゾン ジャパン本社に集まった。

彼女たちの目的は、化粧品を思う存分試すこと。そう、これから始まるのは、"働く女子"のための「早朝コスメバイキング」なのだ。

アマゾンとエクストリーム出社協会が「早朝コスメバイキング」を実施

同イベントはエクストリーム出社協会とアマゾン ジャパンのコラボレーション企画。両者がタッグを組むのは、マイナビニュースでも取材した「エクストリーム水鉄砲運動会」以来2度目となる。

なぜコスメバイキング?

エクストリーム出社協会が121名を対象に実施したアンケートによると、「メイクは仕事道具の1つ」と考えている女性は79%。「メイクの出来栄えで朝の気分が変わると思う」(95%)、「メイクの出来栄えがいいと、仕事に良い影響がある」(90%)など、メイクがうまくいくことが仕事にプラスになると考えている女性が9割にのぼるという。

「メイクは必須」だと考えている女性は多いものの、自分に合うものを探すのは案外難しい。一度にたくさんの化粧品をじっくりと試すことができる場所がないというのもその一因だろう。

働く女性の8割が「メイクは仕事道具の1つ」と考えている

そこでアマゾンは、豊富な品ぞろえを生かし、時間をかけて化粧品を試せる「早朝コスメバイキング」を実施したという訳だ。メーカー主催でないため、各ブランドの製品を一度にたくさん試せるのも特徴の1つ。

会場となったアマゾン ジャパンのオーガニックカフェ「a2z」には、「Amazon.co.jp コスメ・化粧品ストア」で販売されている化粧品がずらりと並ぶ。ファンデーション、マスカラ、チーク、アイライナーなど約100種160点の品ぞろえは、まさしく「バイキング」そのもの。参加者はこれらを自由に手にとって、納得が行くまで試すことができるのだ。

試す前に「メイクの方法」を学ぶ

イベントは、プロのメイク講座からスタート。講師は女優やモデルのメイクも担当するヘアメイクアップアーティスト 油川ヨウコさんだ。

モデルはアマゾン ジャパン社員の加賀山さん。講座では仕事用メイクで使えるベーシックなテクニックが披露され、参加者は写真やメモを取りつつ熱心に聞き入っていた。

「ファンデーションは1トーン暗めをパール一粒大、中指と薬指で伸ばす」などその日からできるコツを紹介

いよいよ「コスメバイキング」へ

メイク講座のあとは、化粧品がずらりと並ぶテーブルへ。100種類の中から好きな量を好きなだけ試せる「コスメバイキング」のスタートだ。ホテルの朝食バイキングでも、100種類の料理を取りそろえているところはなかなかない。参加者も「どれにしよう」と化粧品を手に楽しそう。

ずらりとならぶ化粧品。迷うのもまた楽しい

会場には「自分にあったメイクがわからない」「アドバイスが欲しい」という人のために、メイクアップアーティスト8名が待機。芸能人のメイクを担当するプロのアドバイスは、めったに受けられない貴重な体験だ。参加者の中には、働く女性に似合うオフィス用メイクだけでなく、休日にも使えそうな芸能人風メイクを教わる人も見受けられた。

プロのメイクアップアーティストによる指導も

アマゾン ジャパン 広報部の三品さんは「早朝コスメバイキング」について、次のように語る。

「ワーキングウーマンにとって、メイクは洋服を選ぶのと同じように毎日必要なことですが、自分に合うものを選ぶのは難しいですよね。そこで、Amazonで扱っている化粧品を一度に体験できるというイベントを企画しました。また、"自分に似合うメイクを知りたい"という声もあり、プロのアーティストの方々にもサポートいただきました。プロの方にメイクを教わる機会は少ないこともあり、楽しんでいただけたのではないでしょうか」(三品さん)

「早朝コスメバイキング」を満喫!

1時間半ほどコスメバイキングを堪能した後は、「a2z」のオーガニックフードとドリンクで朝ごはんをとる。メイクアップを完了し、おなかも満たされた参加者たちは、それぞれの会社に出社していった。

「働く女性を応援する、仕事にプラスになるイベントになったのでは」と三品さんが語ったように、プロのアドバイスで自分にピッタリのメイクアップを学んだ参加者たち。会社に向かう彼女たちの姿は、心なしか輝いてみえた。