松竹は21日、映画『超高速! 参勤交代』の早朝エクストリーム試写会を行った。

『超高速! 参勤交代』の早朝エクストリーム試写会。早朝から人が集まる

同試写会はOZmagazine、日本エクストリーム出社協会との協力により実現。「出社前にアクティビティをこなす」ことで話題のエクストリーム出社と、「5日以内に参勤交代する」という同映画の内容の共通性から、毎月21日にコラボ企画を行うなどの活動をしてきたという。

今回は6時開場、6時半開始という早朝開催にもかかわらず、約70名が応募。公式twitterにリプライ、またはDMを送ることで試写会に参加した。

客席のほとんどが「出社前」

上映終了後には松竹 宣伝プロデューサー 古森由夏氏、スターツ出版 オズマガジン編集部 編集長 古川誠氏、日本エクストリーム出社協会 天谷窓大氏が登場したトークイベントを行った。「みなさん、出社前ですか?」という呼びかけに客席のほとんどが手を挙げ、主催側も驚きの様子。

左から松竹 宣伝プロデューサー 古森由夏氏、日本エクストリーム出社協会 天谷窓大氏、スターツ出版 オズマガジン編集部 編集長 古川誠氏

「2時間という上映時間は何かやるのにちょうどいいです。ホラー映画などはつらいかもしれませんが(笑)さわやかな映画なので朝にぴったりだと思います」(古森氏)

「朝出社して『映画見てきたんだ』って言ったらびっくりしますよね。僕も絶対このあと言います(笑)」(古川氏)

「1日の頭におみやげ話があるっていいですよね。仕事も映画の続きのような気分でがんばれると思います」(天谷氏)

また映画の中での出演者のふんどし姿も話題となり、古森氏が「知念侑李さん(Hey! Say! JUMP)のサービスシーンが2カ所あると思うんですけど…」と客席の笑いを誘った。男性の多い撮影現場では主演の佐々木蔵之介さんを「殿」と呼び、部活動のような雰囲気だったそう。土橋章宏氏による脚本は「震災後の福島で感じたことを元に1週間で書かれた」(古森氏)とのことで、客席からも登場人物のセリフにこめられた福島への思いを感じたという声があがった。

映画『超高速! 参勤交代』は6月21日より全国で公開予定。