女優の吉瀬美智子が、25日発売の母親向け季刊誌『mamagirl』(エムオン・エンタテインメント)で、女優復帰後の変化を明かした。
昨年7月に第1子となる女児を出産した吉瀬。女優復帰作となった今年7月クールのフジテレビ系ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で不倫妻を演じたことも話題となった。吉瀬は「出産してから長い時間お休みをいただいていたので、復帰するまでは大変だった」と苦労を明かしながらも、「2014年は走り続けた1年でした」「『昼顔』で復帰してからはあっという間でしたね。信じられないことに、1年ももうすぐ終わってしまうんだなあって」と充実感をうかがわせる。
また、「以前は映画やドラマが始まると、そのことだけにしか集中できなかったので、仕事部屋を借りた方がいいんじゃないかって思っていたんです。いろいろ気になって集中して台本を読めないんじゃないかと」と育児との両立に不安もあったが、「ドラマの撮影が始まってみたら、子どもの存在がオンとオフとのいい切り替えになっていました」という新たな発見も。「娘と思い切り遊ぶときは遊んで、セリフを覚えるときは集中する。違うことをする時間が、いい気分転換になるんです。娘がいることで、生活によりメリハリがついた気がします。そうやってリラックスできる空間を娘が作ってくれたんですよね」と自身の変化をうれしそうに語った。
そんな吉瀬が常々抱いているのは、「もちろん、主人や両親の協力も大きくて、支えてくれる家族には感謝の気持ちしかありません」という思い。これからの育児で楽しみなのは「子どもが話し出すこと」で、「うちは夫婦ともにおしゃべりだから、子どももそうなりそう(笑)。今以上に家の中が笑いであふれるでしょうね」という将来の家庭を思い浮かべる言葉からも、幸せがにじみ出ている。