JR西日本は、ICカード乗車券「ICOCA」の累計発行枚数が11月1日に1,000万枚を突破したと発表した。2003年11月1日のサービス開始から丸11年での記録達成となる。

11月1日から発行を開始した新デザインの「ICOCA」

サービス開始約1か月後の発行枚数は約52万枚で、利用可能エリアも近畿圏の253駅に限られた。その後、段階的なエリア拡大や他のICカード乗車券との相互利用を進めた結果、11年間で発行枚数は約19倍、利用可能駅数も約17倍の4,492駅(1月31日現在)に増えた。電子マネーとして利用可能な店舗も、2005年10月のサービス開始当初はわずか8軒だったが、現在は全国約23万軒にまで拡大しているという。