千葉県八街市にある馬の学校・東関東馬事高等学院は、生徒が未来の競走馬を育てる「競走馬育成訓練授業」を今年度より開始した。

競走馬の世話する生徒たち

馬の高校 東関東馬事高等学院

東関東馬事高等学院では、馬という生き物を通して、積極性を持って行動する「主体性」、課題発見から発する「創造力」、チーム内で心や行動を共有する「協調性」や「規律性」等を養い、コミュニケーション能力を磨く。このような社会人基礎力をベースとした教育のもとで、馬業界において、専門的な人材の育成に取り組むことを目的としている。

高校生が世話する馬が競馬デビュー

同校が開始した「競走馬育成」授業は、競馬デビューする馬たちの世話を高校生が行うという、国内の高等学校の授業としては珍しい取り組み。仔馬の飼育から初期の馴致調教(鞍付けなど)等のカリキュラムが組まれており、馬に関係した仕事を目指す生徒にとっては、大変貴重な経験となる。

馬の気持ちをわかるように

仔馬の飼育からはじまる

現在、同校では、平成27年4月新規入学生の募集も行っている。コースや授業等、詳細は東関東馬事高等学院ホームページにて。