エアバス(本社: フランス トゥールーズ)は現地時間の9月25日、A320の派生型であるA320neoが約2時間半の初飛行に成功したことを発表した。
商業運航開始は2015年第4四半期
今回、初フライトとなったA320neoには、エンジンとして米プラット&ホイットニー製PW1100G-JMを搭載。離陸重量60トンでトゥールーズから飛び立ち、南フランス上空を飛行した。クルーたちはフライトを通じて、フライト・エンベロープやシステムの動作を検証。なお、初フライトの様子はライブ中継され、現在はホームページからその様子を視聴できる。
A319neo(160座席)やA320neo(189座席)、A321neo(240座席)のA320neoファミリーは、これまでに60社から3,200機以上の受注を獲得し、市場占有率は60%となっている。なお、商業運航開始は2015年第4四半期を予定している。また現状では、ANAホールディングスがA320neoを7機、A321neoを23機、発注を確定している。