第一生命保険はこのたび、2013-15年度中期経営計画『Action D グループを挙げた更なる飛躍への挑戦』の一環として、顧客説明の充実ならびに利便性を一層向上させる取組みを進めているが、この取組みをさらに進めるため、保険の説明から申込み・告知・保険料の支払い手続きを、いつでも、どこでも、わかりやすく、シームレスに行うことができる「提案・申込ナビ」を、18日より全社で開始した。

加入手続きをペーパレス化し、保険の説明・保障設計から申込み・告知・保険料の支払い手続きをわかりやすくシームレスに実施

  • 同社独自開発のタブレット端末『DL Pad(ディーエル・パッド)』に搭載している、動画や音声を活用したわかりやすい説明や保障設計ができる「提案ソフト」に加え、契約の申込み・告知・保険料の支払いがシームレスにできる「手続ソフト」を開発し、わかりやすく利便性の高い仕組みを実現。また、これにより、高齢の顧客にとっても、申込みや告知・保険料の支払い手続きをさらにスムーズに行ってもらえるようになる

同社独自開発の多機能決済端末『DL Cardex(ディーエル・カーデックス)』の導入

  • 全国約4万名の生涯設計デザイナー(営業職員)が利用している『DL Pad』に加え、新たに同社独自開発の多機能決済端末『DL Cardex』を導入し、ハードの強化・充実を図る

同社独自開発のハード・ソフトの活用・連動によるセキュリティ・利便性を高めた手続きの実現

  • 多機能決済端末『DL Cardex』は『DL Pad』と接続することで、デビットカードやクレジットカードでの保険料支払いの際、『DL Pad』の大きな画面にガイダンスを表示し、わかりやすくナビゲーションする

  • 『DL Cardex』には通信機能を装備せず、『DL Pad』と接続して利用するため、顧客の情報を高いセキュリティで守ることができる

  • 『DL Cardex』は、ミニ・プリンターとして利用でき、顧客の要望により保障設計内容を変更する場合も、その場で変更内容をシール用紙に印刷して書類に貼付できる。これにより、変更箇所を後でも確認できるなど、デジタルの利便性とアナログの保管性を両立できるようにしている

「提案・申込ナビ」により、顧客視点・生活者視点でのコンサルティング・申込み手続きを実現する。

顧客説明の充実

  • 提案にあたり、「病気のリスク・備え方」や「ご検討いただくポイント」「最新の医療技術」「社会保障制度」等、顧客が希望する関連情報を『DL Pad』の画面で確認でき、顧客と双方向でのコミュニケーションによるコンサルティングを行う

  • ひとつの画面に「ご提案するプラン」と「現在のご加入契約との比較」、「お客さまの必要保障額との比較」を表示することにより、顧客の現状や将来のライフプランに合わせた提案内容をよりわかりやすく確認でき、顧客に最適なプランを検討してもらえる

  • 高齢の顧客にもわかりやすく説明する

(1)動画と音声により、契約時の重要事項を説明、(2)『DL Pad』の画面に、提案内容や申込内容等を読みやすい文字の大きさ・文字数等で表示

  • 『DL Cardex』を『DL Pad』に接続して利用することで、デビットカードやクレジットカードでの保険料支払いの際、留意事項などのガイダンスを『DL Pad』の大きな画面で確認しながら、安心して手続きできる

    顧客負担の軽減

  • これまで複数の手続き書類にそれぞれ記入・署名が必要だったが、『DL Pad』の画面に統合して表示することで、顧客に記入・署名してもらう箇所を大幅に削減し、顧客の負担を軽減する

  • 告知の手続き時においても病名などを選択式とし、書類への記入に比べて負担を軽減する

顧客利便性の向上

  • 申込みに際して、『DL Cardex』のミニ・プリンター機能を活用することで、顧客の要望に合わせてその場で申込内容を変更し、変更内容をシールに印刷して確認してもらうとともに、渡す書類に貼付して保管してもらえる

  • 「ご契約のしおり-約款」について、DVD-ROMによる提供に加えて、今後、永続的に同社ホームページに掲載。これにより、長期にわたる保険契約において、契約者だけでなく、保険契約関係者(被保険者・受取人等)の人々においても、保障内容や支払事由、手続き方法などの保険契約に関わる重要な情報をいつでも確認できる。なお、顧客保護の観点から、高齢の顧客など冊子での提供を希望する人については、「ご契約のしおり-約款」を冊子で引き続き提供する

  • また、保険証券などを保管する「生涯設計サポートファイル」の保管スペースを拡大し、加入後の通知物などの顧客の保険に関わる重要書類を一元管理することが可能になる

環境への配慮、コスト削減

  • ペーパレス化により紙の使用量を削減し、環境負荷の低減をさらに推進していく

  • 申込み手続きを電子化することにより、事務品質および事務効率をさらに高めていく