関西空港交通は開業20周年を記念し、記念ロゴマーク制定や記念車両の運行をはじめとする記念企画を実施している。
記念ロゴマークは印刷物等用と車両等用の2種類。どちらも「20」の数字を大きく配したデザインで、印刷物等用には「KATE」(「Kansai Airport Transportation Enterprise」の略)の文字が、車両等用には航空機のイメージがそれぞれ入る。記念車両(1両)は8月15日から運行開始された。青地に白のラインの通常塗装を反転させた、白地に青のラインの塗装を施した外観で、リムジンバス各路線で運行している。
関西国際空港開港記念日で、同社の開業日でもある9月4日には制服も一新。「機能性の向上」と「シンプルなデザイン」をコンセプトに、黒を基調とした落ち着いた趣のある制服へと改める。夏服はボタンダウン型の襟の半袖シャツに黒のスラックスを合わせたスタイルに。冬服はスラックスと同素材のシングルボタンのジャケットと会社ロゴをモチーフとしたネクタイ(2種類)を着用する。寒さの厳しい季節にはキルティング素材の裏地を使用した軽い黒のコートも着用する。夏服・冬服とも、シャツの色はホワイト・ブルー・グレーの3色を用意した。
同日は開業20周年記念グッズの配布も実施。17時頃から18時30分頃までの間、関西空港第1ターミナルリムジンバス2~11番のりば、または第2ターミナルリムジンバス1・2番のりばに乗車のため並んだ利用者を対象に、記念の扇子をプレゼント(なくなり次第終了)する。