家庭教師や塾向けのサービスを提供するトモノカイは28日、大学生の海外勤務と英語力に関する調査の結果を発表した。同調査は4日~10日の期間、現役大学生・大学院生を対象に実施。115名より回答を得た。

海外勤務と国内勤務、どちらがいいですか?

大学生の7割が英語力に自信なし

「『30歳で年収600万円、国内のみでの勤務』と『30歳で年収800万円、海外での勤務多数』のどちらかを選択しなければいけない場合どちらの企業に就職するか」と質問。55%が「30歳で年収600万円、国内のみでの勤務」と回答した。理由としては、 「英語力に自信がないから」「結婚や子どもの問題もあり、現実的に考えると国内での仕事を選ぶ」「海外転勤があると、仕事以外の将来設計が立てにくいから」などが上げられた。

「30歳で年収800万円、海外での勤務多数」と回答した大学生は45%で「海外での勤務は人間としての成長に役立つと思うから」「海外で勤務することで視野が広がり、より有意義な仕事ができるから」という声が寄せられた。

また、「自分の英語力に自信があるか」を尋ねたところ、回答者全体の72%が「自信がない」と回答している。