(転職先に、海外勤務の可能性がある企業を選ぶと回答した人に)どこの国・地域で働きたいですか?

エン・ジャパンは7月1日~31日にかけて、サイト利用者3,304名を対象に「海外での勤務」についてアンケート調査を行った。

「海外勤務の可能性のある企業を転職先として選ぶ」26%

まず、転職時に海外勤務の可能性のある企業を転職先として選ぶか尋ねたところ、「積極的に選ぶ」と回答した人は26%だった。積極的に選ぶと回答した人に、どこの国・地域で働きたいか聞くと、1位は「東南アジア」、2位は「北米・カナダ」、3位は「ヨーロッパ」。2010年調査時に1位だった「中国・東アジア」は、4位へと後退している。

海外勤務の可能性のある会社を「積極的に選ぶ」理由について尋ねると、最も多い回答は「自分の成長のプラスになるから」だった。年代別でみると、20代~40代は「自分の成長にプラスになるから」という回答が最も多い。しかし50代以上では「海外の方が、自分の経験を生かせるから」が多く、年代により海外勤務に期待するものが異なるようだ。

海外勤務の可能性のある会社を「積極的に選ぶ」理由

海外勤務の辞令が出たら「喜んで受け入れる」71%

次に、現在在職している会社から海外勤務の辞令が出たらどうするか尋ねたところ、「赴任先に関わらず、喜んで受け入れる」が最も多く25%。2012年の調査時と比べると3ポイト増加している。また、「赴任先によっては、喜んで受け入れる」と回答した割合も、9ポイント増加の46%。2010年に比べ、海外勤務に対する抵抗感が和らいでいることがうかがえる。

今、在職している会社から海外勤務の辞令を受けたらどうしますか?