「会社に満足していることは1つもない」人は約2割 - 仕事の意識調査

総合転職情報サイト「マイナビ転職」を運営するマイナビは26日、「仕事に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月11日～13日の期間、20歳～39歳の正社員を対象に実施。男女各200人、計400人より回答を得た。

満足していることは「人間関係」

「現在勤めている職場で満足していること」について聞いたところ、「職場の人間関係が良い」が30.3%と最も高い割合となった。続いて「希望の勤務地である」(26.3%)、「休日や残業時間などの待遇が良い」(22.8%)が上げられた。男女別に見ると、ほとんどの項目で女性の方が男性よりも満足している人の割合が高かった。

「満足していることはひとつもない」という回答は全体で17.5%(男性22.0%、女性13.0%)という結果になった。

不満に感じていることは?

「現在勤めている職場で不満に感じていること」については、「給与や福利厚生が良くない」が37.8%で最も高い割合となった。男女別で見ると、男性は「会社の事業内容が魅力的ではない」「会社に将来性、安定性がない」の項目が女性を上回っている。一方で、女性は「職場の人間関係が良くない」「給与や福利厚生が良くない」が男性を上回っている。また「不満に感じていることはひとつもない」という回答は全体の23.5%であった。

「仕事をする上でやりがいを感じること」は「報酬を得る」が44.5%と最も高く、続いて「スキルアップ・自己成長を実感する」(40.5%)、「昇給・昇進する」(39.3%)という結果になった。男女別に見ると、女性は「スキルアップ・自己成長を実感する」「昇給・昇進する」「責任のある仕事を任される」が男性よりも高かった。反対に、男性が女性を上回った項目は「チームで取り組む」「部下・後輩の成長を実感する」であった。