エンジニアのものづくりを応援するサイト「fabcross」を運営するメイテックは19日、「夏のエンジニアの実態調査」の結果を発表した。同調査は、7月11日~14日の期間、全国のエンジニアを対象に実施。男性528名、女性35名の計563名より回答を得た。

夏のボーナス、上がったのは4割

「今年の夏のボーナス(額面の金額)は昨年の夏と比べてどれくらいだったか」という問いには、44.5%が「上がった」と回答。

今年の夏のボーナス(額面の金額)は昨年の夏と比べてどれくらいだったか

分野ごとに見ると、「化学系分野」で「30万円以上の増額」と回答したエンジニアは3.3%であったが、「マイコンシステム分野」、「電機・電子分野」のエンジニアは14~15%が「30万以上の増額」と答えている。

「今年の夏休みは昨年と比べ取得しやすいか」という問いには80.3%が「変わらない」と回答。「取りやすくなった」のはわずか7%で、12.3%は「取りづらくなった」と答えている。

今年の夏休みは昨年と比べ取得しやすいか

取りやすくなった理由は「しっかりと休んでリフレッシュする雰囲気になっている」(59.1%)、取りづらい理由は「周りが連休を取りにくい雰囲気になっているため」(49.3%)がそれぞれトップに。職場の空気が休みのとりやすさに影響しているという現状が明らかになった。

エンジニアのヒヤリ体験は?

「エンジニアの都市伝説の中で、実際に体験したことのあるもの」については、「休暇を取る日に限って担当する機械設備やサーバーが不具合を起こす」(25.4%)、「機械や設備に触ると必ず不具合が起こってしまうというタイプの人がいる」(23.3%)が上位に入った。

エンジニアの都市伝説の中で、実際に体験したことのあるもの

また同調査では、「いままでのエンジニア経験の中で、夏に思い出すとひやっとする、危ない経験や失敗談」を募集。

「節電を意識してエアコンの温度を低めに設定していたら精密機械や装置がオーバーヒートして故障しそうになった」(電気・電子分野)、「プログラム入力中に雷で停電、入力したプログラムが消えた」(マイコンシステム分野)、「かなり前ですが、ある電気機械のメンテを行っていたら、誰かに肩をつかまれたような感覚があり、振り返るが誰もいない。もしやお化けかと思ったが、よくよく考えてみると、その電気機械の漏電により、感電していたらしい。ヒヤッとするでしょう」(電気・電子分野)などの"ヒヤリ"エピソードが寄せられた。

「理系ならではの知識や知恵で、夏を過ごしやすくする工夫」については、「空気の対流を考えて、暑い熱を上部から逃がす」(機械分野)、「工場内の液体窒素を使用している場所ではその冷気を利用している」(電気・電子分野)、「冷蔵室のような部屋があるので、そこへ行って涼む」(化学系分野)などが上げられた。