「労働者の疲労蓄積度に関する意識調査」の結果を発表

ヘルスケアサービスの「生活向上WEB」を運営するクリニカル・トライアルは14日、「労働者の疲労蓄積度に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は6月22日~7月5日の期間、全国の18歳以上の男女を対象に実施。1,703名より回答を得た。

最も疲労度が低いのは「経営者」

同社は、「イライラする」「不安だ」など13項目のチェックリストからなる「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」(厚生労働省)を用いて、「疲労蓄積度(仕事による負担がどれ程かかっているか)」を調査した。

「疲労蓄積度」の平均は13.2点(最大39点。合計点数が高いほど疲労が蓄積されている可能性あり)。

就業形態別に見ると、「自営業」は平均11.3点であるのに対し、「会社員」は平均13.7点という結果に。なお、形態別で最も平均点が高いのは「派遣社員」(15.2点)であった。

職種別に見ると、疲労蓄積度が高いのは「テレマーケティング系」(15.8点)、「IT・エンジニア系」(14.7点)。低いのは、「語学系」(8.5点)、「研究・開発系」(12.4点)であった。「テレマーケティング系」の疲労度は「語学系」を7.3点も上回る結果となった。

職位別に見ると、「主任・リーダー級」が14.4点で最も高い。一方疲労度が最も低い職位は「経営者または役員」で、平均11.7点であった。