(左から)福山潤、岡本信彦、田村奈央、村中知、田中秀幸、中村悠一、釘宮理恵。

葦原大介原作のTVアニメ「ワールドトリガー」のステージイベントが、本日8月11日に東京の六本木ヒルズアリーナにて行われた。

会場には約900人弱の観客が集まり、立ち見も出るほどの超満員。村中知、田村奈央、中村悠一、田中秀幸、福山潤、釘宮理恵、岡本信彦のキャスト7名が登場すると大きな歓声が巻き起こる。

ステージでは、本日発売の週刊少年ジャンプ37・38合併号(集英社)にて先立って発表されていた主要キャスト5名の配役のほか、福山が烏丸京介役、釘宮が小南桐絵役、岡本が嵐山准役を演じることが明かされた。

主人公の空閑遊真役を演じる村中は「ご覧の通り、凄まじいキャストのみなさんに囲まれて……。あっ、『凄まじい』じゃない、『素晴らしい』ですね(笑)」「大好きな作品なので関われて本当にうれしいです」と緊張した面持ちで、思いを口にする。迅悠一役を演じる中村は、自らとキャラクターの名前が同じであることに触れ、「もしほかのキャラクターをやることになっていたら少し切なかったので(迅役を演じられて)少しホッとしています」と告白した。

また演じるキャラクターと自らの類似点を問われ福山は「面倒見のいいところが似ているんじゃないかな」と語った。これを受け岡本が「先輩、僕焼き肉がいいです」と返すと、「面倒見がいいのと奢るのはぜんぜん違うからね」とコメントし、会場は笑いに包まれる。最後に村中が「今日来ていただいた方の中には、作品が好きという人も、出演するキャストのファンという方もいろいろいらっしゃると思うんですが」と前置きしながら、「これから私たちが原作もアニメも盛り上げていけるよう一生懸命頑張ります」と力強く宣言しイベントは締めくくられた。

「ワールドトリガー」は、近界民(ネイバー)と呼ばれる、異世界からの侵略者と戦う組織を描いたSFアクション。アニメは10月より毎週日曜6時30分からテレビ朝日系にて放送される。