イオンは8月4日、「イオン かるすぽ"新"ランドセル」PRイベントを「イオン品川シーサイド店」(東京都品川区)にて開催した。ランドセル販売日本一のイオンは今年、過去最高となる200種類以上のラインアップを取りそろえ、お盆のランドセル商戦を牽引していくという。

「イオン品川シーサイド店」の売り場

「トップバリュセレクト かるすぽフラットキューブランドセル」

イオンリテール 衣料商品企画本部 鞄服飾商品部鞄担当 大島浩さん

「近年は、ランドセル商戦のピークがお盆になっています」と、登壇したイオンリテール 衣料商品企画本部 鞄服飾商品部鞄担当の大島浩さんはいう。「早期限定モデルが出ていたり、人気の色が先に売れてしまったりすることから、ランドセル商戦は早期化しています」。お盆の帰省の際に、3世代で買い求める傾向が強くなっていることをうけ、同社はこの時期からランドセル売り場の本格展開を開始。200種類を超えるラインアップを取りそろえ、「お子さまの新入学準備の"わくわく"をご家族皆さまで楽しんでいただけるよう、イオンでは展開を強化いたします」とアピールした。

また、「できるだけ良いものを、というご家族の思いから、売れる商品は高額化しており、単価も上がってきています」とランドセルのトレンドを解説。機能的なものや、パールやスパンコールを使用したものなど"ワンランク上"の商品を求める客も多いようだ。

同社CMの子役出演者 エヴァちゃん

そんななかで、プライベートブランドに力を入れる同社は、日本初という"伸びるランドセル"を開発し、7月25日から販売している。

同商品は教科書やノートの量に応じてマチの幅が変えられるようになっており、「トップバリュセレクト かるすぽフラットキューブランドセル フレックススリム」と「トップバリュセレクト かるすぽフラットキューブランドセル フレックスワイド」(各5万8000円・税込)の2種類で展開。マチに付いたファスナーを開閉することで、前者は10cmから12.5cmに、後者は12cmから15cmに伸ばすことができる。

(左から)「トップバリュセレクト かるすぽフラットキューブランドセル フレックスワイド」のマチを閉じたもの、スリムタイプ、ワイドタイプのマチを広げたもの

"伸びるランドセル"は伸縮に応じた底板を2枚セットしている

大島さんは「学年が上がるにつれて増えてくる教科書などを手提げ袋などに入れるお子さまも多いですが、これなら通学の負担も軽くなり安心です。ユーザーの声から生まれた画期的なランドセルになっています」と自信の笑み。PRイベントに出席した梅宮辰夫さん・クラウディアさん夫妻も、「孫に対しては財布のヒモがゆるくなってしまう。2つ買ってあげたいですね(笑)」と商品を絶賛していた。

PRイベントに出席した梅宮辰夫さん・クラウディアさん夫妻

イベントの様子

なお、イオンは5月31日より限定店舗にて「早期ご予約販売会」を開催し、「トップバリュ"かるすぽ"」の2015年モデルを販売中だ。定番の24色ランドセルの他に、限定商品「プレミアム」モデルや、付属部分に牛革を使った「ニューベーシック」、本体やかぶせの部分、へりのカラーやかぶせ鋲(びょう)の種類を数万通りの中から選べる「カスタマイズ」などを用意している。