来春から無期限で活動を停止するアイドルグループ・Berryz工房のメンバーの"ももち"こと嗣永桃子が、2日と3日にオフィシャルブログを更新し、心境をつづった。

Berryz工房の活動停止について心境をつづった嗣永桃子

Berryz工房は2日、東京・中野サンプラザで行われたハロー!プロジェクトのコンサートで、来年春から活動を停止することを発表。具体的な期日に関しては決まり次第発表され、9月には武道館公演や秋コンサートツアーなども予定している。プロデューサーのつんく♂は「非常に残念」としながらも、「幼い頃より同じ時間を共にして来たメンバー達で将来に関して話し合い、出した結論です。僕としても、これまでたくさんの作品と共に成長して来た彼女達を見てきました。だからこそ、彼女達が次のステップに向かう良いキッカケになるのではないかと思っています」とコメントしている。

発表した2日夜、嗣永は活動停止をあらためて報告すると共に、「Berryz工房は私の青春の全てでした」とグループへの思いをつづる。解散ではなく「無期限の活動停止」としたのは、「とても大切なBerryz工房を解散という形にしてしまうとその存在自体がなくなってしまう気がして、なんだか寂しいな…ファンの方のなかにもBerryz工房はあり続けてくれると嬉しい」という思いがあったから。「私達なりに一生懸命考えて出した結論です」と理解を求めた。

そして一夜明けた3日夜、再びブログを更新した嗣永は、「突然の発表でびっくりさせちゃってごめんね…」とファンに謝り、「発表から一日たって冷静に考える時間ができてなんだかやっと実感してきました」と落ち着いた様子。「昨日を振り返ると無事に発表できた安心感 そして、なんでステージで泣いちゃったんだろーって気持ちでいっぱいです。普段、常に笑顔でステージで滅多に泣かないももちが泣いちゃうと、自分達で決めたことなのに後悔してるのかな? って思われちゃうかもしれないし」と泣いてしまったことを後悔しているようだが、「でも、とても心に残る発表」になったという。

「なんだか今までよりさらにメンバーとの時間が大切なものだと実感します」に続き、「一緒に歌って踊る事」「ももちーなんで泣いたんだよー! ってからかわれた事」「今日お誕生日の熊井友理奈ちゃんの誕生日会で苦手なトマトを食べさせた事」と思い返す嗣永。「たわいもない時間を大切にこれから来年の春までさらに頑張っていくぞーっ」と決意を新たにし、「皆様何卒応援よろしくお願い致します」と呼びかけている。