マツダは19日、東京・六本木で開催される「Mazda Be a driver. Street」にて、約7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「デミオ」のプロトタイプを公開した。
「デミオ」は1996年の初代モデル発売以来、世界で240万台以上を販売したマツダの基幹モデル。4代目となる新型「デミオ」は、「CX-5」「アテンザ」「アクセラ」に続く新世代商品の第4弾と位置づけられ、デザインテーマ「魂動 -Soul of Motion-」と「SKYACTIV技術」を全面的に採用した。
エクステリアは、「魂動」のテーマをコンパクトなボディに適応させたデザインとなり、クラスを超える存在感・生命感を実現させたという。コンパクトカー向けに新開発されたエンジン、トランスミッション、シャシーなどにより、走る喜びと優れた環境・安全性能も両立。先進安全技術「i-ACTIVSENSE」や新世代カーコネクティビティシステム「Mazda Connect」などの最新装備も採用している。
新型「デミオ」は今秋以降、日本から順次グローバルに発売される。国内市場において、エンジンは新開発の小排気量クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」、新世代高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」を導入予定とのこと。
「Mazda Be a driver. Street」は、六本木ヒルズ全域が舞台の「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」のイベントとして、7月19日から8月24日まで開催される。六本木けやき坂入口交差点付近を会場に、新型「デミオ」のプロトタイプをはじめ、「アテンザ」「アクセラ」「CX-5」を展示。新型「デミオ」の注目度は高く、スタッフの説明を聞き、運転席に座って乗り心地を確かめる来場者の姿も多く見られた。
8月には、新型「デミオ」(プロトタイプ)を全国7都市で展示するイベントも実施。8月2~4日に東京・大阪・仙台で、8月8~10日に札幌・名古屋・広島・福岡で行われ、「SKYACTIV-D 1.5」搭載車と「SKYACTIV-G 1.3」搭載車の2台が展示されるという。