いよいよ夏休みシーズンが近づいてきた。家族みんなでの旅行や帰省などを楽しみにしている方も多いことだろう。ただし、子どもを持つ親ならではの悩みの種もある。それは、移動中の公共機関内で子どもがはしゃいでしまうこと、あるいはぐずってしまうこと。ほかの乗客に迷惑をかけまいとして、新幹線のデッキで親が子どもをなだめているシーンなどはよく見る光景だ。そこでマイナビニュースでは“旅先での子ども対策”をどうしているのか、実際に子どもを持つ親に対しアンケートを実施した。

10歳未満の子どもを持つ親を対象にしたところ、143人からの回答を得た。まず、子どもが騒ぐなどして周囲に迷惑をかけないよう、周囲の人に気を使うかをたずねてみたところ、「そう思う」「ややそう思う」と答えた方が約41%。一方、自分の子ども以外が騒いでいることに不快に思ったことがあるかどうかをたずねてみると、50%近い人が「ある」「ややある」と答えており、周囲の目は意外と冷やかなようだ。

では、周囲に迷惑をかけないために、親たちはどのような対策をとっているのだろうか。下のグラフは子どもが退屈しないために“持っていくもの”についてのアンケート結果。「特にない」と答えた方がもっとも多かったが、以下「おもちゃ」「ゲーム機」「絵本」「スマートフォン/タブレット」「DVDプレーヤー」と続く。

今回のアンケートでは、10歳未満の子どもを持つ親を対象にしたため、「おもちゃ」といった低学年向けのアイテムを選択した方が多かったと分析できる。その次には、ゲーム機、スマートフォン/タブレット、DVDプレーヤーという回答が続いており、多様化・ハイテク化が進んでいるようだ。いずれもスマートフォン/タブレットで機能が代用できるものが多い。特に動画サービスは、現在各社から続々登場しているが、子どもを退屈させないために有効に使えるアイテムだ。

さまざまある子ども向けコンテンツの中でも、たとえばJ:COMが提供する「J:COM Xvie 」(ジェイコム クロスヴィ)では、ビデオオンデマンドはもちろん、放送中の番組が無料で楽しめる。 今年大ヒットした「アナと雪の女王」が配信開始となったほか、7月からは「ディズニーチャンネル」がスタートし、放送中の「ミッキーマウス クラブハウス」や「スティッチ!」シリーズが、外出先でも楽しめる。親子で楽しめるコンテンツが視聴でき、映画タイトルであれば、移動先までの2時間をまるまる退屈せずにすむというメリットもある。この夏はこうしたサービスを活用してみてはいかがだろうか。