整体師の大山奏です。冷房を消し忘れて眠ってしまうと、朝起きたときに体中が痛く感じますよね。暑さで寝苦しい日が増えてきましたが、自然の風や扇風機などを上手に使って身体を冷やし過ぎないようにしてくださいね。今回は、布団の中でできる肩こり解消のための肩甲骨寄せストレッチを紹介します。

仰向けに寝て、両手を頭の上にのばす

布団の中肩甲骨寄せストレッチ

Step1: あおむけに寝て、両手を頭の上に伸ばします

Step2: 両肘を肩と同じ位置まで引きます

Step3: さらに両肘を足側に下ろします

肘を下ろす位置は自由です。肩甲骨が寄っていることを感じながら動かしていきましょう。脚は伸ばしていても、膝を立てていても大丈夫です。肩甲骨を寄せた状態で15~20秒キープしてください。

肘を下ろすと自然に背中が浮いてきますが、そのままでOKです。逆に背中の動きが感じられない場合は、肘を身体から近づけたり離したりしながら調整してみるといですよ。

肘を肩と同じ高さまで引く

肘をさらに引いて肩甲骨を寄せる

ストレッチは少しずつ習慣化が一番

このストレッチは朝起きたときと夜寝る前に行うことをお勧めします。朝起きて頭がボーっとしているときや寝る前に肩が痛いと思ったときに、布団の中でぜひチャレンジしてみてください。肩周りの血流がよくなってリフレッシュできます。

周囲の人からは「ストレッチをするのを忘れてしまう」という話をよく聞きます。身体が固まっているのを認識していながらも、なかなかほぐすための時間を取るのは難しいのかもしれません。

そんな人には、わざわざ時間を取ろうとするのではなく、朝起きる動作や休憩中・お風呂場などの場所とストレッチを関連付けることによって、習慣化させていくことをお勧めします。

「時間がない、ない」と思っていても、一日のうちで隙間時間は必ずあるはずです。自分のふだんの行動とストレッチを結び付けていくことで、いつでも軽い身体を持てるようにしたいですね。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。